すいそうがく2009年1月号

そういえば、全日本吹奏楽連盟の会報「すいそうがく」180号がアップされていました。
http://www.ajba.or.jp/suisougaku180.pdf
かなり遅ればせながら、今回の「すいそうがく」で気になった記事を何点かピックアップしてみました。

全日本マーチングコンテストの会場が大阪城ホール固定に

幕張メッセ・イベントホールと大阪城ホールで交互に開催されていた全日本マーチングコンテストですが、今年から大阪城ホール固定になるそうです。
幕張メッセだと「会場が手狭」とのことですが、マチコンで何席使っているかは知りませんが、会場の仕様を見ると固定席3,948席+移動席912席で4,860席! 移動席を抜いても3,948席ですが、その席数でも足りないんですね。(ちなみに普門館のキャパは5,082人)
http://www.m-messe.co.jp/facility_eventhall_j.html

ちなみに大阪城ホールは、スタンド座席だけで9,000人とのこと!
http://www.osaka-johall.com/seat.html

というか、「マチコン大阪城ホール固定」なんて言わず、いっそのこと最大11,200名収容という上記リンクの「ステージパターンB」のフォーメーションで吹奏楽コンクールの全国大会も開催しちゃえば、チケット争奪戦の厳しさも幾分かは緩和されるのにw

来年度の全国大会代表枠について

掲示板でも非常に盛り上がっている来年度の全国大会代表枠ですが、下記のようになるそうです

吹奏楽コンクール
部門名 支部基礎数
中学 2枠
高校 2枠
大学 1枠
職場一般 2枠

上記に加え、参加団体数の多い支部から、

部門名 支部 加算数
中学 7支部 +1枠
高校 7支部 +1枠
大学 2支部 +1枠
職場一般 4支部 +1枠
マーチングコンテスト
部門名 支部基礎数
中学 1枠
高校以上 1枠

さらに各部門ごと参加団体数により、に「14を按分した数」を配分する

アンサンブルコンテスト
部門名 代表数
中学 2枠
高校 2枠
大学 1枠
職場一般 2枠
小学校バンドフェスティバル
部門名 支部基礎数
小学校 3枠

上記に加え、
加盟団体数の最も多い支部+1枠
全国大会主管支部+1枠

なお各大会の参加団体数(=代表枠の算出根拠)は、全国大会プログラムにて公表されるそうです。

吹奏楽コンクール職場一般の部について

来年度が初めてとなる「職場一般の部」ですが、現在の中学の部や高校の部のように、前後半に分けて審査を行うそうです。なお出場団体数は、前半13団体、後半13団体の、計26団体だそうです。

2010年度吹奏楽コンクール課題曲について

2010年度吹奏楽コンクール課題曲の審査員は、北爪道夫氏、新見徳英氏、西村朗氏の三人が行うそうです。また2010年度は、課題曲の委嘱を行わないそうです。

コンクール等での使用禁止物について

来年度より、コントラバス等を載せるマイひな壇やマイ反響板等を持ち込むことは禁止だそうです。
もう来年からゾロゾロとひな壇を担いで入ってくる集団が見られないと思うと、ちょっとだけ残念。