自由演奏会in京都に参加しました

今日は自由演奏会に参加してきました。
今回の自由演奏会京都市内の中学校で開催されるとのことで、私も阪急に乗って京都までかけつけました。自由演奏会は「バリアフリーなコンサート」と称されているとおり、楽器のレベルや世代、そして演奏している楽器の種類に関わり無く楽しめるものです。なお、自由演奏会の概略については、こちらのページや主催者である、杉山先生のページをご覧ください。
 
さて今回の自由演奏会に、私はアルトクラリネットを持って参加しました。いきなり平然と「アルトクラ」と書いたので、すんげーマニアックな奴と思われたかもしれませんが、私が持ってる楽器はB♭クラとアルトクラの二本だけです。間違っても、バスクラやドイツ管、メタルクラどころか、A管すら持っていませんので(笑)
 
会場に行ってアルトクラを吹いていると、今日もアルトクラを持ってきた人間は私一人だけ。うーん、微妙。とりあえず木管低音エリアへ行ってみると、こちらも一人だけファゴットを持ってきている人間を発見! 見れば、知り合いので〜ぶさんでした。
今日演奏する曲の楽譜を取りに行くと、当然のごとくアルトクラの楽譜の無い曲が。やっぱり微妙。とりあえずサックス席の方に行って、同じくE♭管の楽器であるアルトサックスの楽譜を貰ってくる。これ、アルトクラ吹きの基本動作。
とりあえず合奏。アルトクラの楽譜はほぼ確実にどこかのパートと被っている。っていうか、これって作曲家の手抜きだろ。微妙すぎる。クラリネットバスクラと被るならまだ良いが、楽譜がサックスなんかと被った日には、音量の小さいアルトクラの音はまず飛んでしまう。
 
これら数々の「微妙な感覚」と、日頃から襲い掛かってくる「吹奏楽におけるアルトクラの存在意義についての疑問」に耐えられる人こそ、吹奏楽のアルトクラ吹きとして相応しい人間なのだ。要するに、あまり深く考えないのが一番かと。
 

自由演奏会in京都2005
会場:京都市立四条中学校体育館
指揮:杉山淳・堺武弥
曲目:ブロックM、バンドのための民話、エル・クンバンチェロ、76本のトロンボーン翼をくださいサウンド・オブ・ミュージック、由緒ある砲兵中隊