微妙な演奏

先日の合同演奏会を始め、最近いろんな場面で非常に微妙な演奏に遭遇します。中には「演奏中だけど、舞台まで行って気合を入れ直したろか?」と思ってしまうような、演奏に意思が込もっておらず、やる気も見えず、ただ音を機械的に羅列しているだけにしか見えないような演奏を聴かされることもありました。あきらかに先生に対してビビッており、「お前ら、吹かされているような演奏していて、本当に楽しいのか???」と感じてしまうような演奏を聴かされることがありました。
そんな演奏を耳にするたび、「この人たちは一体何が楽しくて音楽をやっているのだろう?」と、聴いているこちら側まで悲しい気分にさせられてしまいますし、同じく吹奏楽に携わる人間として色々と考えさせられます。もっとも、意思がこもっておらず、やる気もないように感じる、吹いている本人たちも楽しくなさそうな演奏であっても、実は本人たちは楽しんで音楽をやっており、部外者である私がアレコレ感じていることは全く見当違いなのかもしれませんが。
しかし、ここはあえて厳しく問いただしたい。「お前らは本当にそれが好きで、いまの音楽活動をやっているのかよ!」と。上手くなるためには、時として非常に困難な課題をこなしたり、無意味と感じてしまうような練習を行なったりしなければなりません。でも、せっかく趣味として音楽をやっているのだから、もっと自分の気持ちに素直に、もっとピュアな気持ちになって音楽に取り組めば良いのに・・・
 
う〜ん、どうやったら楽しくて素晴らしい音楽ができるのかなぁ。。。 音楽って、もっと楽しく、もっと面白く、もっと素晴らしく、もっと興奮し、もっと心に響くモノの筈なのに。。。
私ももっと修行しなきゃ。