鈴木竹男先生の追悼演奏会
本日は、私も色々とお世話になった鈴木竹男先生の一周忌追悼演奏会が、かって鈴木先生が教鞭を揮われた阪急商業学園（もちろん隊長を務められた阪急少年音楽隊も）が存在し、今は広大な更地となってしまった阪急西宮スタジアムの近くに建つ、阪急西宮北口駅前の兵庫県立芸術文化センターにて開催されました。
今日は天気予報が雨だったので、家から自転車ではなく、電車にて現地入り。普段であれば阪急夙川駅から電車に乗るのですが、この日は鈴木先生の軌跡を少しでも振り返りたい気分だったので、阪神西宮駅から今津駅経由で阪急西宮北口駅へ。
阪急今津線の阪神国道駅を出て、ＪＲ東海道線の線路を高架で越えたあたりから、進行方向右手に広大な更地が。かって阪急ブレーブスが本拠地を置き、そして鈴木竹男先生の阪急少年音楽隊も本拠地を置いていた阪急西宮スタジアムの跡地です。今はただ広大な空き地になってしまった西スタを見て、思わず泣きそうな気分になってしまいました。
今日の演奏会には、鈴木竹男先生が英語教諭として教鞭を揮い初代顧問として吹奏楽部を創設された西宮市立今津中学校吹奏楽部、同じく鈴木竹男先生が教鞭を揮い阪急少年音楽隊の隊長を務められた阪急商業学園の後身である向陽台高等学校ウィンドバンド、吹奏楽部が創設されるより以前に入学された鈴木竹男先生はグリー部に所属されていたものの吹奏楽部創設後は長年にわたってＯＢ会の顧問を務められた関西学院大学応援団総部吹奏楽部、鈴木竹男先生が音楽監督として指導の腕を揮われた西宮市吹奏楽団、そして本日の演奏会のホスト団体として鈴木竹男先生が長年にわたって指揮者を務められ全日本吹奏楽コンクールなどで数々の感動的な名演奏を残した阪急百貨店吹奏楽団が参加しました。
アルトクラ吹きを発見
今日の演奏会の最後に、本日の参加者(約450名)で鈴木竹男先生が愛されたマーチを合同演奏しました。約3000人の吹奏楽ならぬ、約450人の吹奏楽です。
「450人も居たら、アルトクラも何人か居るだろう」と思っていたら、アルトクラ吹きは私ともう一人だけ。ちなみにファゴットも２名だけ。アルトクラが２人だけというのは「ありがちな情景」ですが、ファゴットが２人だけというのは吹奏楽界のダブルリード不足の現状を如実に表しているかのようで寂しい限りです。
もう一人のアルトクラ吹きの方ですが、関学から参加だとのこと。楽器を詳しく見てみたところ、私も大学時代に吹いたことがあるアルトクラ！ 大学時代にアルトクラを吹いていた話や、現在の大学の吹奏楽部の話などで盛り上がりました。
