オーナー会議、「阪神タイガース」は実質「阪急タイガース」であると“認定”

プロ野球のオーナー会議が、阪急ホールディングスによる阪神電気鉄道の買収にともない、阪神タイガースが阪急側に身売りされたものと“認定”したそうです。という訳で、10月1日より阪神阪急HDプロ野球界に新規参入することになりました。なお日本プロ野球界への新規参入は、楽天イーグルスの新規参入から2年ぶりとのこと。
やれ1リーグ制に移行しろだの、やれ球団数を10チームに減らせだのと言っていた割に、たった2時間ほどの会議で簡単に新規参入を認めて良いのでしょうか?
 
ちなみにプロ野球界への加盟料は30億円! その内訳は、預かり保証金25億円、野球振興協力金4億円、加入手数料1億円とのこと。で、加入手数料が1億円って何・・・ 新規参入に当たって、いったいNPBがどんなサービスをしてくれるのでしょうか?
 
この加盟料、実は阪急ブレーブス南海ホークスの相次ぐ身売りを機に制定されたとのこと。要するに今回の30億円徴収は阪急の自爆でしたか!

近畿日本グレートリンク

合併した鉄道会社の球団と聞いて真っ先に思い出すのが「近畿日本グレートリンク」。名前は近鉄バファローズの前身っぽく見せかけて、実は戦時合併で吸収した南海ホークスという罠。