吹奏楽コンクール関西大会

今日は京都会館まで関西吹奏楽コンクール大学の部&職場の部&一般の部を聴きに行ってきました。
これまでコンクールは出る側のことが多かったので、聴く側で関西大会に行くのも新鮮なものです。
 
今日は10時から大学の部があるため、8時前に家を出発。いろいろ乗り継ぎ、9時半過ぎに京都会館に到着。既に京都会館の前には入場待ちの列が。前売りチケットを持っていなかったので、入場待ちの列を横目にチケット購入窓口へ。
チケット(当日券・1200円)を買ったころには、既に入場が開始されていました。入場してすぐの場所にプログラム販売ブースが。ここでプログラム(400円)を購入。毎年思いますが、高っ。このプログラム、実はプログラム部分は前半の一部だけで、後ろの方はすべて連盟加盟団体の名簿になってます。
この名簿、昔は代表者の名前が掲載されていたのですが、個人情報保護法のためか、記載が省略されてしまいました。学校団体/職場団体は普通に所在地が書かれているのですが、一般団体は団体名のみ掲載されており、名前が羅列されただけの「リアル名簿」になってしまいました。
毎年思うのですが、一般団体って変わったネーミングの団体が多いですよね。中高生のころはプログラムから変わったバンド名を探すのが流行っていました。
プログラム販売ブースを過ぎたあたりで、なにやら見かけた顔が・・・ とりあえずその場は通り過ぎたものの、気になったのでその方と思しき人に電話したところ、、、ビンゴでした。

大学の部

という訳で、知り合いの方々としばし談笑しよう、と思っていたら開始のベルが。そそくさとホールの中へ。
午前の最初は大学の部。ちなみに、先ほど外で見かけた方々は、大学の部の関係者&元関係者の方々。ちなみに私も元関係者なのですが。
さて今日の大学の部ですが、残酷なまでに金銀銅の実力差が明確に感じられました。金の団体は良く響く音でホールを十分に鳴らせており、銀の団体は各所にアラが目立ち、銅の団体はもうちょっと頑張ろうという感じでした。
いろいろ感想書こうと思ったのですが、否定的かつ手厳しい意見だらけになってしまいそうなので省略。

職場の部

今年は阪急百貨店が久しぶりにコンクールに出場。百貨店梅田本店の立替工事などで練習もままならない大変な状況だそうですが、「やっぱり大人の演奏は違うよね」と、聴いている人間を唸らせてくれる演奏を聞かせてくれました。

午前の部・結果発表

外に出て後輩や知り合いの人たちと談笑していると、いきなり結果発表が開始。仕事早っ!
審査結果ですが、わざわざ掲示を見て確認するまでもなく、「聴いたまんまの結果」が張り出されていました。今年の関西大会でダメだった団体ですが、明確にダメだった部分がわかるコンクールだったので、そのダメな部分さえ解消できれば、来年は立命館が三出でお休みの年なので、その空いた枠を使って全国大会に出場することができるのです。
関西大会でダメだった団体も、惜しくも府大会や県大会で落ちちゃった有力団体も、その他のすべての団体も、来年は全国大会を目指して頑張れ!

一般の部

お昼ご飯を食べて戻ってきたところで、ちょうど一般の部が開演。初っ端の草津吹奏楽団の演奏を聴いて、「やっぱり大人の演奏は違うよね!」と、今更ながらにビックリ。今日は所要のため、12番あたりまでしか聞けず、三田市吹と関西創価の演奏が聞けなかったのが残念です。
12番まで聞いた中で、個人的に今年良かったと思うのは、尼崎市吹、西宮市吹、三木ウィンドの三団体でした。他のバンドも、さすが厳しい府県大会を勝ち抜いて関西大会に出場した団体だと納得できる、素晴らしい演奏ばかりでした。
昨年度全国大会金賞受賞によって県大会をシードされた大津シンフォニックバンドと宝塚市吹ですが、熾烈な県大会を勝ち抜いてきた他の団体とは違い、この日が今年始めてのコンクールだったためか、ぎこちない部分や荒削りな部分、まだ十分に作り込まれていない部分が目立ってしまったように感じられました。OSBは関西代表に選ばれましたが、宝塚市吹は銀賞とのこと。宝塚市吹も兵庫県大会から出場し、県大会での拙かった点をキチッと修正した上で関西大会に臨んでいれば、今年も代表に選ばれたかもしれないと思うと、「前年度全日本吹奏楽コンクール金賞受賞による府県大会シード制」というのも罪作りな制度だなと思ってしまいました。

京都会館といえば

やっぱり天井からぶら下げられた謎の傘型宙吊物体が気になります・・・

六角形のドーム型の構成で,音楽の演奏を主目的に設計されたホールです。音響効果を高めるために,天井は特殊な材質で覆われており,また音響反射板が多数取り付けられています。
http://www.kyotokaikan.org/shisetsu/1h.htmより

「天井は特殊な材質」って、コンクリート剥き出しじゃなかったんですね。