楽器屋さんで立ち読み

うちの奥さんが楽譜を探したいということで、一緒に楽器屋さんに行ってきました。
が、私は楽譜を探さないで、雑誌を立ち読み(汗

パイパーズ

最近ネットでも話題になっていた、アルトクラ不用論が掲載されているということで、さっそく読んでみました。たしかに自分が言うのもなんですが、吹奏楽にアルトクラが必要か不要かと聞かれれば、かなり回答に困ってしまう楽器です。たとえば、吹奏楽の標準編成にソプラノサックスではなく、アルトクラリネットが採用されている理由を論理的に回答するのは難しいところです。

たしかにアルトクラってアルトクラ独特な音色が出る楽器ですが、なにぶん音量が小さい楽器のため、1本だけではどうしてもバンドの中では埋もれてしまいます。(吹奏楽界に"3rdクラ"が存在せず、3rdクラの役割をアルトクラが果たしていれば話は別ですが。)
加えて、現在では以前と比べてだいぶ改善されたそうですが、エスクラの金属的な音や、アルトクラのあの得もいわれぬ音色など、E♭管のクラリネットはB♭管のクラリネットに比べて、どうしても音色感が異質になってしまうそうです。
そして何よりも大きいのが、クラリネットは音域がとても広い楽器であるということ。たとえばサックスの場合、アルトサックスのオクターブ下の楽器といえばバリトンサックスですが、サックスは音域が狭い楽器なので間にテナーサックスが居ないと上と下との連絡が付かず、大変でなことになってしまいます。が、クラリネットは音域がとても広い楽器なので、B♭クラリネットバスクラリネットの間にアルトクラリネットが居なくても、特に問題にはなりません。

傍証を重ねるごとに不利になるアルトクラの立場。。。 これはヤヴァイ・・・
それでもやっぱりアルトクラが好きですが。

The Sax

パイパーズの横に置いてあったThe Sax最新号がサックスカルテットの特集号だったので、立ち読みしました。
色々勉強になる内容で、「買おうかな〜」と思ったのですが、5ページほどだったので買わずじまい・・・