コンクールで映画音楽を

先日購入した「Viva!ショスタコービッチ」というCDに、ショスタコービッチが作曲した「映画音楽『馬あぶ』ロマンス」が収録されていました。
今では普通にコンクールで「馬あぶ」や、「ベルリン陥落」、「来るべき世界」、「六番目の幸福」、「壬生義士伝」などの映画音楽が、さらには「BR」のような青少年の鑑賞には不適切と判定されるような映画の音楽、さらには「GR」のようなOVAの音楽まで演奏される時代になりましたが、僅か30年前、1978年に開催された第26回全日本吹奏楽コンクールで阪急百貨店吹奏楽団が「スターウォーズ」を演奏した折には、その選曲に対して激しい批判が加えられたそうです。

馬あぶを聞きながら、改めて鈴木先生の先見の明を感じました。