新年明けましてオケ編曲論争

最近いろいろと思うことがあり、精神的にかなり参っているので、しつこいようですが、正月からまたまたオケ編曲論争の続きを。

先日、友人に「(黒くて書けないので、以下略)」という思いを、口に出して許される範囲内でぶちまけたところ、「じゃ、クラリネットを吹くのを辞めれば?」とのお返事が。確かにその通りなんですが。
 
クラリネットを辞めてしまえば、楽団の選曲方針に一喜一憂したり、とんでもない選曲が出てきたときにはらわたが煮えくり返るようなドス黒い感情を抱いたり、他パートに対して「お前らの楽譜はオケ曲の通り、お前らの楽譜は低弦担当で音符が少なくて大きい、なのになぜクラだけ?(私は昔から指回し至上主義に陥りがちな細かい楽譜が大嫌い)」という感情を抱いたりすることもありません。
吹奏楽でもたまにはオケ編曲を演奏しよう」という状況なら、大抵は有名なオーケストラ作品の方が有名な吹奏楽作品よりもはるかに音楽的なレベルや完成度が高いため、非常に勉強になって良いことだと思うのですが、「だったら吹奏楽じゃなくってオーケストラをやれよ」と言いたくなるような主客が転倒してしまっている吹奏楽界の現状じゃ、自分でもいったい私は何をやっているのかが謎な状態ですorz
 
こんな状況で「もっと弦らしい音をイメージして!」などと言われれば、正直言ってハァ?な状況です。確かに「○○な音」をイメージすることは良いことだし勉強になるのですが、お前ら、まずまともに使えるクラリネットの音を出せるようになってから「○○な音」をイメージしろよと。私を筆頭として、吹奏楽界のクラ吹きって、音が汚い奴や、モゴモゴしてて何を吹いているのか良く判らん奴が多すぎ。
 
最近では私自身、もう無駄な論争(しかも大抵は自問自答)をするよりも、素直にクラリネットを吹くことを辞めてしまった方が気が楽なような気がしてきた。。。 オケ編曲ばかり演奏させられる吹奏楽界の現状なら、マジでクラリネットを辞めて弦楽器を始めたほうが、大変な苦労と労力が必要だろうけど、はるかに精神的には楽になれるような気がします。