厳しいアンサンブルコンテストの掟

今年も吹奏楽界にアンサンブルコンテスト(アンコン)の時期がやってきました。
ここ数年は毎年建国記念日に開催される関西大会を見に行くだけでしたが、今年は諸事情により約10年ぶりにアンコンに出ることになりました。

実際のところ、吹奏楽コンクールであれば相当いい加減な編成でも強行出場できますが、アンサンブルコンテストの場合、出版された楽譜を楽譜指定の編成・人数で、楽譜に書かれているとおりに演奏しなければならないなど、非常に厳しい規制がかけられています。

吹奏楽コンクールでは日常茶飯事のように行なわれている楽譜の書き換えですが、片やアンコンの場合、パート割の変更や楽器の差し替えなど、少しでも元の楽譜を変更する場合は、全て編曲許諾を得なければならないとのことです。めんどくせー!
しかし、アンコンにそんな厳しい条件を課すのなら、なぜコンクールにも同じ条件を課さないのかと、小一時間・・・


さて、そんな厳しい規定があるにもかかわらず、ここ数年、やたら金管十重奏な曲が流行っている訳ですが。アレってみんな編曲許諾取ってるのでしょうか、それとも「金管八重奏版」が販売されているのでしょうか。