1月17日

今日は1月17日、もう阪神大震災から13年が経ったんですね。



私が当時住んでいたのは震源地から遠く離れた場所でしたが、それでも私が今までに遭遇した地震の中で最大の揺れを感じた地震でした。

その時、私は自分のベッドで寝ていたのですが、ゴゴゴと地の底から響くただならぬ地鳴りで目を覚ますや否や、いきなりあたりが激しく揺れはじめました。
地震だ!」と、とっさにテレビをつけたところ、「おはよう朝日」だったような気がしますが、「地震が発生しました!火の元や落下物には充分注意してください!」といった内容をアナウンサーが喋り、カメラはブラブラ揺れるスタジオ照明を写していたように覚えてます。


なんか大きな地震が起きたんだと思い、すぐさま有事のNHKにチャンネルを変更。さすがはNHK、こちらはやけに冷静に地震時の注意点を喋っていたように覚えてます。
しばらくして、各地の震度情報が出てきました。今では地震計からのデータで震度を算出するため、すぐに市町村より細かい単位の震度情報が出ますが、当時はまだそれほど地震計が設置されていなかったためか、震度情報は都道府県に数カ所程度な上、震度が出るまでに時間がかかったように記憶してます。
普段であれは3や4でもかなり大きな地震に感じるのですが、この日の画面には見慣れぬ5や6の数字が並んでいました。


そうこうしているうちに、テレビ局近所のビルの窓ガラスが割れて粉々になったとか、淀川の橋にヒビが入って通行止めになったとか、私鉄・地下鉄・JRなど関西近郊の電車はすべて運転停止中などのニュースが入ってきました。
この日は学校の試験日だったので、電車が動かないかもというニュースを聞き、学校に行けるか心配でした。


そのうち、「駅が崩れてる!」とか「ビルやマンションが崩れた!」とか「高架橋が落ちた!」など、あり得ないニュースが流れてきました。
私も高校生ながら、日本の地震対策は世界でも群を抜いていると聞かされていたので、「ここは地震対策が万全な日本なんだから、いくら大きな地震が起きたとしてもそんな大惨事にはならないだろうし、さすがにそれはデマだろ!」と、はじめは思ってしまいましたが、、、


地震に限りませんが、大災害はいつ起きるかわかりませんし、人間の力で被害を抑えこめると慢心していてもそれ以上の力で襲ってきます。
天災は忘れた頃にやって来ると言いますが、常日頃から忘れず気を付けていきたいものです。