関西アンサンブルコンテスト

アンコンの関西大会を見に、守山まで行ってきました。

「本当は出る予定だったけど、県大会の調子がちょっと悪くて(以下略」とか続けて書きたいところですが、県大会で普段通りの演奏しても銅落ちだったので、論外です。。。


さて今日の関西大会ですが、さすがに県大会を突破した団体ばかりで、どこの団体もとても素晴らしい演奏でした。
特に各部門打楽器の部や、高校の部の木管〜阪急の特別演奏あたりは、秀逸な演奏の連続でした。
中でも高校の部と一般の部のクラリネットアンサンブルは、なかなか面白かったと思います。


特定の団体については触れませんが、関西大会を聞いて全体的に気になった点について。


・若年部門の金管は厳しい
金管楽器ですが、一般的に木管楽器や打楽器よりも上達に時間がかかるためか、若年部門では明らかにレベル的に見劣りするように感じました。
特に中学の部あたりでは、金管木管と打楽器を同一の基準や観点から審査するのは色々と難しそうに感じました。


金管は音色が大切
木管系は凄く細かいフレーズをバシッと合せて吹きこなせば、それだけでOKだったりしますが、金管は少々派手なフレーズや細かい動きが連続するようなタイプの曲であっても、音色や響きが大切だと感じました。
音量的に派手な部分で、あるいは細かい動きの部分で、音量や動きの方ばかりに注意が行ってしまったためか、せっかくの良い音色が潰れてしまっているチームが目に付いたのが残念です。


・表情ははっきり明確に、かつ適切に
この日のホールは大きなホールだったので、せっかく上手な演奏をしているのに、何をやってるのか客席に伝わってこないチームが多かったように感じました。


・4拍子系以外のリズムは難しい
はじめは無難に曲が進んでたのに、ワルツやスウィングにリズムが変化した途端に演奏が崩壊してしまったチームを何団体か目にしました。
たとえリズムがワルツやスウィングに変化しても、何事も無く演奏を続けられないと、この手の変化がある曲を選ぶのは鬼門だなと感じました。


最後に、関西大会に出られた皆さんお疲れさまでした!
代表になった皆さん全国大会頑張ってください♪