映画「オペラ座の怪人」を見に行ってきました
今日、映画「オペラ座の怪人」を見に行ってきました。この映画ですが、日本でも非常に良く知られているミュージカルである「オペラ座の怪人」を映画化したものです。
まず、この映画の製作&作曲を担当したアンドリュー・ロイド・ウェバー、良い仕事してますね! 彼の音楽を聴くためだけでも、この映画を見に行く価値があります。そしてこの音楽にあわせて作られた歌、踊り、バレエ、全てが素晴らしかったです。
また、普通では見れないオペラの舞台裏を垣間見ることができたり、舞台上での表現では不可能な、視点の転換や舞台上のクローズアップ、回想シーンで使われた白黒からカラーへの転換など、映画などのフィルムメディアならでは表現技法が使われており、単に「ミュージカルを映画に置き換えただけ」といった巷でよく見かけるミュージカルの焼き直し映画作品とは異なり、非常に面白い映画に仕上がっていました。
ただ惜しむべきは、音楽とそれに関連した歌や踊りといった部分は非常に良かったのですが、「物語」としてのひねりがもう少し欲しいように感じました。
そういった残念な部分を差し置いても、音楽とそれに関連する歌や踊りを、フィルムメディアならではの表現技法で見ることができるこの映画を見に行く価値は、十二分にあると思います。
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さて、原作者のガストン・ルルーが著した「オペラ座の怪人」ですが、実際にオペラ座で起きた事件や事故がこの小説の題材になっているそうです。1896年、実際にシャンデリアが上演中に火災で炎上、その破片が観客の上に落下したため、死者・負傷者が出る大惨事という事故も起きているそうです。さらにオペラ座の地下には、地下の岩盤が空洞化した場所に地下水が流れ込んで出来た湖のようなものが本当にあったそうです。恐るべし、オペラ座!
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「オペラ座の怪人」の曲、いろいろな場面で何度も耳にしていますし、演奏会でも演奏したことがあるのですが、また改めてCDが欲しくなってしまいました。