モンタニャールの詩

今日は「モンタニャールの詩」の合奏でした。この曲はイタリア北部のヴァレ・ダオスタ州の州都アオスタの市民バンドの委嘱により、1996年に作曲されたそうですが、、、うちの楽団にもこんな曲が欲しぃ。。。

さてこのモンタニャールの詩ですが、曲のあらすじを調べてみたところ、このような情景を描いた曲との事です。

曲の導入部はゆったりとしたテンポでヨーロッパの屋根とうたわれるモンブランに代表されるこの地方の厳しい自然環境が打楽器群の複雑に入り混じった効果音によって描写されている。このムードは木管群を加えながら発展し、輝かしい最初のテーマに向かい、やがて音楽は力を得て、この地方を巻き込んで繰り返された戦いが表現される。強烈なフラッターでの不協和音での後、音楽はがらりと雰囲気を変え、リコーダーカルテットによるルネッサンスダンスが軽やかに演奏され、それはバンド全体へと受け継がれる。その後にEuphが歌う優しく叙情的なメロディーはカトリーン・ドゥ・シャランの生涯で常に大きな役割を果たしたであろう「愛」を表現している。そして音楽はそれまでに現れたテーマを再現した劇的なコーダへと駆け込んでいく。。

http://www.simplelife.to/DIARY2/nikki.cgi?id=3138n4

ちなみに「モンタニャール」とはフランス語で「山岳地方の人々」という意味だそうです。これは私も知りませんでした。
このモンタニャールですが、フランス革命時の議会で急進的な立場をとった集団も「モンタニャール」と呼ばれていたそうです。この一派、日本では「モンタニャール派」ではなく、「山岳派」という名前で知られています。そう、ジャコバン派の中にあった山岳派です。
なぜこの一派がモンタニャールと呼ばれたのかといえば、この一派の人々の議席が議場後方の高い位置にあったため、山の住人という意味でモンタニャールと呼ばれたそうです。
転じて、大学の階段教室の後方に座っている人々のことを「モンタニャール(=山岳派)」と揶揄するそうです。ということは、私もモンタニャールなのか(苦笑)


という訳で、この曲もアルプス系な訳だ。

さて吹奏楽界でアルプスといえば「私たちのアルプス」なのだが、「私のアルプス」は「登山鉄道」な訳だが、、、「このネタを書き出すと逸走事故(google:逸走事故])を起こすよ」と脳内の逸走防止装置([google:逸走防止装置)が働いたため、今日はここまで。「私のアルプス」ネタはまた日を改めて。