楽隊のうさぎ、第四楽章

って言うか、ここから先も書いてしまったら、最後の結末まで書いてしまうことになるし(汗) という訳で、以下ネタバレ注意。
 
 

幾多の苦難を乗り越え、やっとたどり着いた普門館。全国各地から戦いを勝ち抜いた猛者が集い、吹奏楽界にその勇姿を燦然と輝かせるその聖地は、まるで「ロールケーキ」のようだった。って、確かに普門館ってロールケーキみたいな外観だよな。

そんな中高の全国大会会場としてお馴染みの普門館! 「いつかは普門館の舞台に乗ってやる!」という夢を果たせぬまま高校を卒業してしまったキミや、大学以降に吹奏楽を始めたアナタに、今からでも普門館出場を果たすことができるという耳よりなお知らせ! そう、中高の顧問になって、指揮者として普門館に出れば良いのだ!<おぃ

冗談はさて置き、ここからは現実的な普門館への出場方法。普門館で行われているコンクールには、中高の全国大会のほか、東京都支部大会、東京都中学予選大会の3大会があります。 ・・・って、東京都の中学生どもは、俺ら大阪府の中学生が某森ノ宮にある某青少年会館で苦しめられている姿を横目に、畏くも吹奏楽界至高の聖地であらせられる普門館で予選大会を行っていたとは! えぇぃ、不敬な!

という訳で、結論。東京都大会に出られるようなレベルの一般バンドにもぐりこめ! もっとも、普門館って客席のキャパこそ違えど、青少年会館と同レベルのホールという罠。


この普門館でもやっぱり突発的なトラブルが! 突発的なトラブルって、なぜか本番やコンクールの日に限って起こるんですよね。しかし、無事そのトラブルを切り抜け、花の木中学校吹奏楽部は、普門館の舞台で堂々たる演奏を披露したとさ。めでたしめでたし。

舞台上の演奏が終了するとともに小説を終わらせるって、憎い演出ですよね。

さて、ここでどうしても続きが気になるヤツは、この本を読め!

うさぎとトランペット

うさぎとトランペット