絵のない絵本

昨日に引き続き、吹奏楽関連の書籍ネタを一つ。
言葉遊びで付けられた曲名とばかり思っていた樽屋雅徳の「絵のない絵本」ですが、これのネタ元ってアンデルセンの童話だったのね。。。 最近、初めて知りました。いやぁ、「第六の幸運をもたらす宿」を映画音楽と知らずに演奏していたヤツを馬鹿にした自分が恥ずかしい・・・

絵のない絵本 (新潮文庫)

絵のない絵本 (新潮文庫)

「絵のない絵本」だけあって、この本は絵本ではなく、単なる普通の本でした。

この「絵のない絵本」ですが、お月様が世界各地のお空から見てきた、世界中のさまざまな光景や出来事を語るというスタイルの童話になっています。お月様は世界中を毎日ぐるぐるっと廻っているだけあって、お月様の語る話の内容はアンデルセンの住むデンマークやヨーロッパ世界だけではなく、グリーンランドや中近東、さらに遠くのインドや中国にまで及びます。

ちなみに、こちらは絵のありそうな「絵のない絵本」。絵のある「絵のない絵本」なんて、クリープの入った牛乳みたいなもんだ。

アンデルセンの絵本 別巻 絵のない絵本

アンデルセンの絵本 別巻 絵のない絵本

「絵のない絵本」ですが、テキストだけで良い方はこちらをどうぞ。
http://hw001.gate01.com/katokt/moon100.htm

第六の幸運をもたらす宿

六番目の幸福 [DVD]

六番目の幸福 [DVD]

ちなみにこれが「第六の幸運をもたらす宿」の音楽が使われている「六番目の幸福」という映画。なぜ映画の名前と、楽曲の名前が異なっているのだろう・・・