76本のトロンボーン

昨日の演奏会ですが、「76本のトロンボーン」も演奏しました。この曲ですが、元はブロードウェイのミュージカルである「ザ・ミュージックマン(The Music Man)」の為に作られた曲だそうですが、その後ミュージカル映画にもなり、人気を博したそうです。
このミュージカルは、地方を回って少年バンドを結成するとふれ込んだ詐欺師が、とある町でピアノ教師に恋をしてしまい、ついに詐欺師をやめて、本当に立派なバンドをつくってしまうという、というストーリーだそうです。
 
この曲を聴いていると、なにやら耳なじみがあるフレーズが沢山出てきます・・・ それもその筈、スーザの「星条旗よ永遠なれ」などといった有名な行進曲のフレーズが曲の主題として使われています。
ちなみにこの曲にある星条旗のピッコロソロっぽいフレーズですが、フルート吹きでもあるうちの奥さんの話によると、原曲である「星条旗よ永遠なれ」とは調が違っているため、非常に吹きやすいそうです。そういえば「星条旗よ永遠なれ」のあの有名なピッコロソロですが、元々はD♭管ピッコロのために書かれたそうで、現代のC管ピッコロではなかなか吹きにくいみたいです(汗)
ちなみに「星条旗よ永遠なれ」のピッコロソロが吹けないフルート吹きは吹奏楽界ではモグリ扱いされてしまうため、うちの奥さんも必死で星条旗のピッコロソロの部分を練習していました。クラリネットには「これが吹けなきゃモグリ」という曲が無くて良かったよ(汗)
 
時々チューバで星条旗のピッコロソロの部分を吹いている光景を目にしますが、アレって凄いですよね! 私もクラリネット星条旗のピッコロソロの部分を練習しよう♪