ニュートラ:適性・適職診断

はてなの「注目URL」でもトップを獲得した、最近ネットで話題の内閣府主催のニュートラをやってみました。
http://www.neutra.go.jp/diagnosis/
しかしgo.jpで開催中かよ! インパク以来の暴挙大胆な企画です(汗
そんな診断結果は下記のとおり
http://www.neutra.go.jp/diagnosis/result01.html

仕事: どんな仕事でもこなせるリーダータイプ
性格: いつも前向きのオールマイティ・タイプ
恋愛: 恋より仕事で、チャンスを逃すタイプ

攻守両方の個性をバランスよくもっています。
どちらかといえばオフェンス型
内向性(ディフェンス型)
4■■■■□
外向性(オフェンス型)
5■■■■■

うーん、これはどう考えても違うような気が。。。
そういえば、「この手の性格テストで値が高く出る人は、自分を良く見せようとする傾向が強い」と、以前なんかの本で読んだような気が。そこで「一見しただけで常識人として答えるべき回答項目が見えてしまうような質問項目を作る質問作成者が良くない」と、質問作成者に全責任を押し付けてみる。
 

雑多な情報から真実を見抜ける目を養おう

さて、この診断が「単純作業のルーチンワークをバカにしている」と社会学者の方から批判を受け、その批判を受けて診断に当たっての注意書きと、診断結果の内容を変更したそうです。

dice-xさんのBlogにも書いてありましたが、「税金使って遊んでんぢゃねーよ、内閣府。」って感じです(汗)
「ネットに良くありがちな○○占いの一種」と考えれば別に目くじらを立ててまで騒ぎ立てる必要はないのですが、内閣府が主催していると公言し、「go.jp」ドメインで運営されている適性・適職診断ということで、素直にこの診断結果の価値観を信じ込んじゃう人が居るかもしれないので、そういった誤解が生じないように注意する必要はあるのでしょう。
もっとも本来であれば、出所の怪しいインターネット上の情報だけでなく、たとえ内閣府が主催している適性・適職診断にしても、新聞などのマスメディアが行う主張にしても、親しい友人知人からの口コミにしても、「それは数多くある観点から判断した価値観の一つに過ぎない」と理解し、その情報を鵜呑みにせずに客観的・相対的に判断できるだけのメディア・リテラシーを養うのが理想の姿なのでしょうが。