ただただ反省、今日の練習

今日は福井県での国民文化祭が終わってから初めての合奏練習、今日の合奏は再来週の本番で演奏する曲の練習でした。
再来週の演奏会で演奏する曲は全て楽団で何度も演奏したことがある曲で、私も数年前にB♭クラで演奏したことがあるのですが、アルトクラで演奏するのは始めて。という訳で、合奏前に楽譜を開いて軽く練習しようと思ったのですが、前回の練習時に非常に興味深い曲が配られており、他の団員たちもそちらの曲をパラパラっと練習していたので、ついつい私も釣られてそちらの練習。
思えば既にここから間違いが始まっていました。
 
基礎合奏が終わり、いよいよ一曲目の合奏開始。
1曲目の曲は、、、アルトクラめっちゃ暇! おまけに楽譜には「オプション」と書かれているし! 「うわっ、この楽譜ってめっちゃ暇そう! おまけにオプションパートやし! 存在自体が非常に微妙なアルトクラだし、まぁこんな楽譜が配られる日もあるか」ということで練習開始。
数年前にも楽団で演奏したことがある曲とはいうものの、さすがに数年ぶり&各パートのメンバーが入れ替わっているので、なかなか曲が上手く鳴ってこない・・・ なのに、自分はメッチャ暇。最初のうちは他パートが捕まっているのを興味深く観察していたのですが、だんだんと「それにしても暇だなぁ」と思ってしまい、最後には合奏中にもかかわらず完全に気が抜けてしまいました。そんな調子なので、いざ自分の吹く場所になっても、当然ながら全然吹けません。
自分でも「いくら暇な部分でも、決して合奏中は気を抜いてはいけない」という事は十分に解っているし、普段の合奏では他の人間に対してそれを厳しく求めているし、今日の練習時も「こんな調子で気を抜いてちゃダメだ」と自分でも気が付いており、何とか気合を保とうと色々と自分なりの努力を行ったのですが、、、ガタッと気が抜けちゃいました。
 
2曲目の曲はB♭クラリネットではほとんど見かけない、木低パートならではのベースラインの動き。自分はこういったパートをほとんど吹いたことがないので、いつも以上に集中して合奏に取り組まなければいけないにもかかわらず、1曲目で抜けてしまった気が急に戻るはずもなく、気が付けばただグダグダな演奏をしただけでこの曲の練習が終了。
そのままクールダウンを行い、合奏は終了してしまいました。
 
もう長いこと吹奏楽をやっているのに、いまだにメンタル面がこんなにも弱いとは!
当然、合奏が終わった直後から「練習に対してこんな意識じゃ全然ダメだ」と、自己反省の嵐。合奏が終わったあとも、しばらく呆然とした気分で、「自分は果たして音楽をやる資格はあるのだろうか」と、悩んでしまいました。家に帰る道すがらも「いったい自分はどうすれば良いのだろうか」と、自問自答してしまいました。家に帰った今でも「ただただ音楽の神様と他の団員たちに申し訳ない」と、反省しっぱなしです。