課題曲の音源がネットで公開(ただし冒頭一分間のみ)

今年から新しい試みとして、課題曲の冒頭約1分間がMP3ファイルにて公開されています。冒頭約1分間だけとはいうものの、とりあえず要チェック!
 
当然ながら、さっそく試聴(w
今年の課題曲ですが、なかなか期待が持てそうです。もっとも冒頭の一分間だけ凄くてあとはグダグダという可能性は廃せませんが。
チラシの裏に曲を試聴いた印象を書いておきます:

1.架空の伝説のための前奏曲

本年度の朝日作曲賞作品。冒頭からの部分はよくありがちな展開。1分前後の部分に登場するサンダーバードチックなTpのフレーズには思わず。サンダーバードからどう続かが気になります。

2.吹奏楽のための一章

なんか斬新なような、一昔前の課題曲にありがちそうな、そんな雰囲気。ここからの展開ですが、曲全体を通じてフーガ風に纏められていそうな感じです。ここから先がわかりませんが、けっこうお気に入りのスタイルに展開するかも。

3.パルセイション

合唱界ではお馴染み、木下牧子氏が「序奏とアレグロ(1982年課題曲B)」以来、約二十年ぶりに作曲した吹奏楽曲。序奏だけで一分間が終わっちゃったので、正直よく解りません(汗

4.海へ...吹奏楽の為に

よくありがちな展開をしており、たぶんこの5曲の中では一番中高生受けしそうな雰囲気。この調子じゃ来年のコンクールは「海」祭りかも。という私も、初見の段階で「この五曲の中から来年演奏する課題曲を一曲選べ」と言われればこれを選ぶと思う。

5.風の密度

斬新なような、なんか聞いたことがあるような、そんな雰囲気の曲。池辺晋一郎に師事しました、っていう感じの曲です。冒頭の提示部が面白いのですが、ここからどう展開していくかが楽しみです。
 
とりあえず今年は2004年のように「ストラビンスキーのソックリさん」や「鳥さんがバタバタ、ギャーギャー」、「ベタ和モノ」な曲は無さそうなので、初見合奏の刺激度や興奮度は低そうです。
にしても、今年は1994年、1996年並みに大変そうだなぁ。。。