自由演奏会2005横浜会場

今日は横浜の文化体育館で開催された自由演奏会2005に参加してまいりました。
この自由演奏会は、

年齢・性別・演奏レベルなどの枠を超え、音楽と楽器が好きな方なら、誰でも自由に演奏に参加できるバリアフリーなコンサートです。
このコンサートを通じて、参加者の皆様に、多くの仲間と出会うと共に、奏でる歓びと感動を共有していただくことを、願っています。

とのこと。要するに楽器を吹きたい人がド〜ッと集まって、当日渡された譜面をザ〜ッと練習し、その日の本番でガ〜ッと演奏しちゃおうというイベントです。
http://www.yamaha.co.jp/jiyuuensoukai/

なお今日のプログラムは次のとおり

  • ブロックM
  • 音楽祭のプレリュード
  • グレンミラーメドレー
  • ブラジル
  • 響けよ!友と出会いのときに
  • アイーダ凱旋行進曲
  • ビリーブ
  • 由緒ある砲兵中隊

なかなかハードなリハーサルなので、リハーサルが終わるころにはヘトヘトに(汗
 
ブロックM」と「由緒ある砲兵中隊」は、毎回自由演奏会で演奏されているおなじみの曲です。トリオの部分が「蛍の光」だったりする「由緒ある砲兵中隊」ですが、この曲って実はかなり難しい・・・
音楽祭のプレリュード」は、おそらく今年お亡くなりになられたA.リード氏を追悼しての選曲? 実はこの曲、1970年度の吹奏楽コンクール課題曲だったりします。
グレンミラーメドレー」は、イン・ザ・ムードやムーンライトセレナーデなど、グレンミラーに馴染みのある名曲をメドレーにしたもの。
ブラジル」は、浅草サンバカーニバルに出場したりなど、最近急速にサンバ化している自由演奏会を反映しての選曲?
響けよ!友と出会いのときに」はバンドジャーナル付録の楽譜の編曲者としておなじみ高山直也氏がこの自由演奏会のために作曲された曲で、「アイーダ凱旋行進曲」もこの自由演奏会のために新しく編曲された曲だとのことです。
ビリーブ」はこの日のために結成された「元少年少女合唱団」も参加(といっても、メインは楽器を吹いている参加者なのですが)。

アイーダトランペットのようなもの

アイーダといえば、バンダのトランペット! 「アイーダトランペット」というこの曲のために作られたようなベルの長いトランペットでアイーダのテーマをバンダ席から演奏する姿には、クラ吹きの私も「めっちゃ格好良いなぁ〜」と思ってしまいます。「トランペットじゃなくてもバンダチームに参加して良いよ」との言葉を受け、フルート吹きの人やソプラノサックス吹きの人たちもバンダチームに参加していました(そういう私も、トランペット吹きでもないし、サックス吹きでもないのに、ソプラノサックスでバンダチームに参加した訳ですが)。こんな普段はなかなかできないようなことができてしまう「なんでもあり」なところも、自由演奏会の良いところの一つです。しかしソプラノサックスでファンファーレを吹くって、なんとなくトルコの軍楽隊みたいな感じ。
トランペットの楽譜はinBbなので、クラリネット吹きも簡単に参戦が可能です。もちろん参加するからにはトランペットに負けない音量で爆奏しなきゃ。。。

嗚呼、アビテックス

自由演奏会といえば、ヤマハ提供・アビテックスが貰える大抽選会! この自由演奏会、実はアビテックスを当てるための大規模な福引大会という説も。アビテックスを狙い続けて早三年、今年こそは当てるぞと意気込んで参加したのですが、残念ながら今年も外れちゃいました(涙)
ちなみに「アビテックス」とは、ヤマハが開発した家庭に設置できる簡易型の防音室のこと。コレさえあれば、わざわざ管が割れる心配をしながら大阪城公園で闇夜に紛れながらコソっと練習しなくても、家でバッチリコソ練が可能に♪
アビテックスは欲しいけど、ちと高いなぁ。。。(涙)
http://www.yamaha.co.jp/product/avitecs/

Clanfare for H.T.

今日の自由演奏会には作曲家の高山氏や、建部氏もご来場されていました。さて建部先生といえば、昨年の自由演奏会の「ファンファーレ一曲プレゼント権」。ちなみに当選者は私ですが。。。
頂いたファンファーレは「Clanfare for H.T.(クランファーレ フォー H.T.)」。クラリネット吹きが当選したとのことで、ファンファーレはクラリネットをフィーチャーしたものに。ファンファーレなのにクラリネットが主役な曲だなんて、ちょっと難しいお願いだったかも(汗
ちなみにこの曲、初見で1回通しで吹いただけですが、パッと聞いただけで「建部先生の曲だ」と判るようなファンファーレでした。スコアを見てみると、けっこう分厚く書かれた編成で、クラリネットセクションから豊かな響きがしそうな感じの曲でした。