えべっさん

今日から西宮神社のえびす大祭が始まりました。という訳で、さっそく私も去年の笹を持って参拝に。
今日は普段の日と同じように自転車で神社に向かおうとしたのですが、神社の近くには凄まじい混雑のため近づけず、仕方がないので一度家に帰ってから徒歩で向かいました。「正月の初詣ですらそれほど混んでいないのに、今日の混雑っぷりは何なんだ!」といった感じです。
歩行者天国になっているものの、凄まじい人だかりでなかなか前には進めず。普段は自転車で3〜4分ほどの神社の正門にたどり着くまで20分近くかかってしまいました。

福男新報

なんとか神社の正門(赤門)に到着。今年も赤門前では福男を目指す者たちの情報紙、福男新報が配布されていました。西宮神社といえば毎年恒例の開門神事福男選び、ここ赤門から神社の正殿までダッシュして一着でゴールすれば福男に認定という、まるで古代オリンピックを連想してしまうような神事です。
オリンピックといえば「参加することに意義がある」ですが、福男神事もたぶん「参加することに意義がある」と思うので、私も今年こそは参加しよう。
福男新報はWeb上からも読めるので、詳しくはこちらをクリック:遠い目をしていた、あの日の空。

神社の中はさらに大混雑

神社の中に入ると、さらに凄い混雑ぶり。神社の参道には「これでもか!」というくらいの露店が所狭しと並んでいました。普段の閑散としている風景を見慣れている人間からすれば、嘘みたいな状況です。とりあえず去年の笹を特設露天納札所に返しに行く・・・って、古いササや御札、縁起物などが山のように積みあがった特設露天納札所の情景は圧巻です。 私もその山に古いササを返却。
ちなみにここ西宮神社では、今宮戎神社などでは恒例の「商売繁盛で笹持って来い、年の初めのえべっさん」という例の一度聞いてしまったら決して耳からは離れないエンドレステープは流されていません。あのエンドレステープ、一度でも聞いたらもう耳から離れませんので。

マグロ

途中、「コレがあの有名な『ジャマなクスノキ』か」など、福男レースのコースを確認しながら、何とか本殿前に到着。本殿前に着いたものの、本殿の前にもまた本殿に入るための御祓いを受ける行列が出来ていました。またまた行列に並んで御祓いを受け、いざ本殿へ。本殿の中自体は、正月とは違って意外と空いていました。入口で入場制限の御祓いを行っているためか!?
本殿の中に入ると、まず奉納されたマグロに触るための行列に。この奉納マグロに5円玉を貼り付けると、戎様とのご縁が出来るそうです。 またこのマグロ、十日戎終了後は神社関係者の胃の中に奉納されるそうです。
マグロの横にはビール会社から奉納されたビールが! キリン・アサヒ・サントリー・サッポロ、、、オリオンはないの? やっぱりサッポロから奉納されたビールは「ヱビスビール」でした。こちらも十日戎終了後は神社関係者の胃の中に奉納されるのか!?
マグロにお金を貼り付けたあとは本殿へ参拝。こちらはすんなりとお賽銭箱の前まで辿り着けました。

大国様

本殿を出ると、他の神社と同じように脇社が並んでいました。なんか2つほどやたら混雑している脇社が。
一つは子供の守り神様。この神社、神紋が三方に乗った串団子・・・ 子供連れの家族が熱心にお参りしていました。こちらは私には縁が無さそうなのでスルー。
もう一つは大国主命、大国様です。こちらの神社には本殿前のような長蛇の行列が! いやぁ、ゑびす様だけでは足りないのでしょうか。そういう私も、もちろん行列して参拝。

庶民向け福笹(プラスチック製)を購入

大国様の横には福笹売り場が。福笹売場では「商売繁盛で笹持って来い、年の初めのえべっさん」という例の一度聞いてしまったら決して耳からは離れないエンドレステープが流されていました。福笹売場で福笹(一金壱千円也/プラスチック製)を購入。1000円とは非常に庶民向けで良心的なお値段です。
大阪の方にある同じような神社で同じような福笹を購入すると、約壱萬円也。こちらはセレブなお値段! しかも生笹なので毎年買い替えなければなりません(汗