ドヴォルザーク

ドヴォルザークといえば、鉄道オタクとして有名な作曲家。プラハ時代は作曲が行き詰るたびに駅に汽車を眺めに行ったり、ニューヨーク時代は毎日駅に行って機関車の車両番号を記録していたそうです。また、自ら駅に赴けない日には、代わりの人間を駅に行かせてチェックさせたとのこと。駅を発車する機関車の車番を毎日チェックするとは・・・ 相当な「運用マニア」ですな。
 
ドボルザークについてはこんな逸話も。ドボルザークは、弟子であり、娘の恋人でもあるヨゼフ・スークに機関車の番号を調べてくるように命じたところ、鉄ヲタでも何でもない一般人のスークはどれがドボルザークの求めている番号か判らず、間違った番号を報告してしまったそうです。
これにはドボルザークが怒った! 「うちの娘には、お前のような(機関車番号もロクに調べられないような)使えん奴との結婚は断じて許さん!」と! 「作曲のことでブチ切れたのであれば理解できますが、こんなことでブチ切れるとは(呆)」と思った皆さん、まだまだ甘すぎます。そんな場面だからこそブチ切れるのが鉄ヲタですから。
 
・・・。