松坂にて松坂牛を食す

先日の日記([id:beer_barrel:20060917:p1])で書いた自由演奏会の帰り道、「せっかく松阪に来たんだから、松阪牛を食べて帰ろう♪」ということで、松坂牛を食べに行きました。
「さっそく松阪牛を食べに行こう♪」ということで車で出かけたところ、街中の電信柱は松坂牛のお店の案内看板だらけ!! あそこまで同業種の電柱広告で溢れている街なんて見たことありません。。。 さすがは肉の街、松阪です。 しかしこれだけ沢山の案内看板が出ていると、どこが安くて良い店か判らなかったので、地元の方に「安くて美味しい店はありませんか?」と尋ねたところ、「一升びん」が良いとのこと。という訳で、さっそく一升びんへ。
当然気になる店名の由来。「なぜ一升びん??」という訳で、お店の名前の由来を店員の方に店名の由来を聞いたところ、このお店の先代さんが一升瓶が大好き(=酒飲み)だったからとのこと。それで一升びんですか・・・ たしかに一度聞いたら忘れられないお店の名前、ネーミングの勝利です。
 
最強のネーミングだけあって、ネーミングで完結してしまっている店じゃないかと心配してしまった肉の味ですが、食べてみてそんな不安は宇宙の彼方にぶっ飛んでしまいました。旨い、旨すぎる、、、というか、いままで俺が食べていた焼肉って何だったんだ? という勢いです。
口に入れただけで溶けてしまう霜降り肉、それなのにイヤな脂っぽさをまったく感じさせない味でした。
・・・これが本当の焼肉というものか。。。 思わず唸ってしまいました。
腹いっぱい、たらふく肉を食べて幸せな気分になってのですが、いよいよ最も心配なお支払の時間。が、値段的には大阪で食べる庶民向けの焼肉とそんなに変わらない値段でした。いやぁ、良い肉を良い価格で食べさせて貰いました。
 
「昨日は松阪まで焼肉を食べに行ってまいりました」という勢いで、自由演奏会での記憶がすべて吹っ飛んでしまうくらいの衝撃的な焼肉。餅は餅屋、郷に入れば郷に従え、伊勢は津で持つ津は伊勢で持つ、そうは桑名の焼き蛤、そして松坂といえばもちろん松坂牛です。
また来年も松阪で自由演奏会があるとのこと。遠方から来られた方はぜひ松阪牛を賞味してお帰りください。