ディスコ・キッド30周年

先ほどのあらいぐまラスカルも30周年でしたが、今年はディスコ・キッドも課題曲30周年です。


この頃の吹奏楽界といえば、高度な技術への指標が課題曲に採用されるなど、今よりもポップス系な作品に理解が深かったようにも感じますが、阪急百貨店吹奏楽団が吹奏楽コンクールの自由曲として「スターウォーズ」を演奏したところ、吹奏楽界やマスコミ上でえらく叩かれた時代でもありました。
いまでは「第六の幸運をもたらす宿」や「馬あぶ」など、コンクールでも普通に演奏される映画音楽ですが、当時は「神聖なコンクールの場でゲスな映画音楽を演奏するとは!」と、かなり抵抗感があったのでしょう。
教育的な観点からすれば、オペラの方がはるかに危険度が高いような気がするのですが。。。
そんな非難の嵐の中、われわれ後ろに続く人間のために新しい道を切り開いてくれた鈴木先生に感謝。


スターウォーズが鬼の首を捕ったかのように叩かれ、ディスコ・キッドが平然と課題曲に採用される感覚がよく分からないのですが、いろんな意味で移行期だったのでしょう。


ディスコ・キッドのソロといえば、クラ吹きなら一度は演奏してみたいソロの一つですが、残念ながら永らくこの曲を演奏するチャンスはありませんでした。
が先日、生まれて初めてディスコ・キッドを演奏する機会がありました。


よっしゃ!と思いました・・・が、私はバリサクだったので、例のソロはクラリネットの人が吹いたのですが。残念。