あらいぐまラスカル・放映三十周年

世界名作劇場で放映されていた「あらいぐまラスカル」ですが、今朝テレビを見ていると京都テレビで放送してました。
 
ちなみに今日のお話の内容ですが、オナラが臭すぎて人里では飼えなくなったスカンクを、スターリングが山に捨てにいくという、まるでラスカルの最終回を暗示するかのようなお話しでした。
スカンクを山に捨てたり、アライグマを湖畔に捨てたり、現在の動物愛護の観点からすればスターリング少年はかなり問題ありそうな子供です。(もちろん、現代日本とは時代背景がまったく違いますが)
 
ちなみに日本でこの少年のマネをした人が沢山いたため、こんな深刻な被害が発生しています
http://www.asahi-net.or.jp/~jf3t-sgwr/inyushu/araigima.htm
もちろん、アライグマがペットとして爆発的に流行したのは「あらいぐまラスカル」の放映がきっかけとのこと。
テレビアニメでも描かれているとおり、アライグマは飼育に非常に手がかかる動物です。そのため、スターリング少年のように最後に飼えなくなったアライグマを森に捨てた人も多かったそうです。
動物のために良かれとやったことが人間の生活を破壊するとは、「自然と人間の共生」の難しさをひしひしと感じさせられる話です。
 
ちなみにこの作品、今年で放映30周年だそうです。
私が生まれた頃から放映してるから、だいたいその程度ですね。