「幼児虐殺」で有名なヘロデ王のお墓が見つかる

「幼児虐殺」で有名なヘロデ王のお墓が発見されたそうです。
http://www.asahi.com/international/update/0508/TKY200705080351.html
 
さて以前「キリストの受難(F.フェルラン作曲)」という曲を演奏したのですが、その第一楽章の中に「幼児虐殺」という部分があり、なんだか激しく微妙な気分になってしまいました。
ちなみに上記記事でいえば「紀元前にベツレヘムで生まれたとされるキリストの生誕を聞いたヘロデは、新約聖書のマタイ福音書によると、ユダヤ王の座を奪われることを恐れて2歳以下の男児をすべて殺させたという。」の部分のお話です。

 
さらに以前、「教会のステンドグラス(O.レスピーギ作曲)」という曲を演奏したのですが、この曲の第一楽章の名前は「エジプトへの逃避」。これは聖家族(イエス親子)がヘロデ王の幼児虐殺から逃れるためにエジプトへと脱出したという聖書の記述を基にした楽章です。
ちなみに上記記事でいえば「キリストは親に連れられて逃げ、無事だった。」の部分のお話です。
 
さらにその次の一節に「政敵も次々と殺した。息子が義理の娘サロメの求めに応じて、キリストに洗礼を施したヨハネの首をはねたという物語も有名だ。」という部分がありますが、これがかの有名な「サロメR.シュトラウス作曲)」の原作部分です。
 
と、なんか激しく既視感がある日記だなーと思っていると、以前にも同じネタを日記に書いていました。。。
http://d.hatena.ne.jp/beer_barrel/20070222/p1
 
吹奏楽界にも大きな影響を与えた人のお墓が見つかるとは、世紀の大発見ですね(←「すべての事象は吹奏楽を中心に動いている」という天動説的発想)