いろいろな視点で音楽を見よう

今日、たまたま同じ日に同じ曲を別の楽器で吹く機会がりました。別の楽器で演奏すると、たとえ普段よく耳に馴染んだ曲を演奏するにしても、受ける印象が異なっているものです。

同じように、普段は目に付かない自分が普段吹いているパートのアラも目立ちました。普段であれば他のパートに対して「こっちが正しい」「おまえらが間違っている」「ちゃんと吹けよ」と思っていても、人間とは勝手なもので、立場が変われば逆に感じてしまうものなのですね。

同じ人間が別の楽器で演奏するだけで異なった印象を受けるのであれば、違う楽器を吹いている他の人間は、私が普段楽器を吹いていて感じていることと全く異なったことを感じているかもしれません。これからは自分のパートの立場からのみ考えるのではなく、他のパートの立場に立って考えるように心がけよう、と改めて感じた一日でした。