ディズニー・メドレー

次回の演奏会では、岩井直溥編曲による「ディズニー・メドレー」(ニューサウンズ版)も演奏します。この曲ですが「ミッキー マウス マーチ(ミッキーマウス)」「小さな世界(小さな世界)」「ハイホー(白雪姫)」「狼なんかこわくない(三匹の子豚)」「いつか王子様が(白雪姫)」「口笛吹いて働こう(白雪姫)」「星に願いを(ピノキオ)」という、ディズニーの音楽の中でも最も有名であろうこれら7曲をメドレーにした曲で、お子様から年配層の方々まで、幅広い年代層の方々に楽しんでいただけるかと思います。
この曲ですが、7曲を詰め込んだだけあって短い区間で曲調が次々と変化していきます。また誰もが知っている曲ばかりなのでヘタな演奏もできません。そういった意味で、思っている以上に演奏が難しい曲だと思います。

改めて元の映画をみてみると・・・ 白雪姫ネタ多っ! よく見れば白雪姫メドレー状態です。。。 この曲でクラリネット泣かせな箇所といえば、練習番号「R」からの6連譜! ピノキオが魔法をかけられる効果音の部分ですよね。はぁ、難しい・・・
ミッキー マウス マーチ」のバスクラとピッコロの掛け合い部分ですが、密かに私のお気に入りな部分です。最近よく耳にするバスクラとピッコロの掛け合いですが、この組み合わせって結構良い音が鳴ってきますよね。
小さな世界」ですが、これってディズニーランドにアトラクションはありますが、元ネタになっている映画ってあるのかなぁ。。。 この「小さな世界」のアトラクションですが、隣にできたプーさんのハニーハントと並べると、どうしても古さは否めない・・・ それにしてもプーさんのハニーハント、いつ乗ってもどうやって動いているのか不思議。。。
ハイホー」ですが、この部分がこの曲で最も色彩が豊かになる部分です。こびと達が楽しそうに歌っている情景を頭に描きながら演奏すれば良いかと思います。
狼なんかこわくない」ですが、デキシースタイル風な部分となっています。頑丈な家も建てたことだし狼なんて怖くないぞと仔豚たちが粋がっている情景を頭に描きながら演奏すれば良いかと思います。
いつか王子様が」ですが、ここはユーフォニアムとテナーサックスのソロが連続する部分となっています。さて、ユーフォニアムとテナーサックスといえば中音楽器。我等がアルトクラリネットも中音楽器。ユーフォニアムとテナーサックスにはソロがよくあるけど、我等がアルトクラにはそもそも楽譜が存在しないことがよくある。渡される楽譜や、楽器に割り当てられている役目は、だいたい彼らと一緒なのにぃぃ。。。 ひでー話。
口笛を吹いて働こう」ですが、ここはトロンボーンのソロとなっています。
で、魔法の効果音の部分を経て、「星に願いを」へ。「早く人間になりたいよぉ〜(違)」と、ピノキオの切なる願いを込めて星へと祈る情景を頭に描きながら演奏すれば良いかと思います。