エル・クンバンチェロ

次回の演奏会で、「エル・クンバンチェロ」という曲を演奏します。この曲ですが、冒頭に「クンバンチェロ」と絶叫する部分があります。この絶叫が決まれば良い感じで曲が始まるのですが、ちょっと叫ぶのが恥ずかしいためか、なかなか良い感じで叫んでもらえません。
吹奏楽界では良く取り上げられ、普段は何気なく演奏しているこの曲ですが、そもそもどんな背景を持った曲なのか調べてみました。
この曲を作曲したラファエル・エルナンデスは、1891年ごろプエルトリコで生まれたそうです。彼は一生のうちで、なんと2000曲を超える作品を作曲したとのこと。この「エル・クンバンチェロ」は、そんな多作な彼の作品の中でも代表的な曲とされています。この曲名ですが「クンバ(口の広い杯)を叩く人」という意味だそうで、お祭りの日に通りで催されるドンチャン騒ぎの情景を表現した曲とのことです。確かに「祭りじゃ、祭りじゃ!」っていった雰囲気が漂う曲になっていますよね♪
この曲を演奏するに当たっては、聞いている人間もついつい立ち上がって踊りだしたくなるような演奏を心がけたいものです。

ラテン・フィエスタ

ラテン・フィエスタ

  • アーティスト: カンゼル(エリック),シンシナティ・ポップス・オーケストラ,セヴェリンセン(ドク),ロス・カミナンテス・マリアッチ・バンド
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2002/08/28
  • メディア: CD
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