自由演奏会@青山町

今日は三重県の青山町で開催された自由演奏会に行って来ました。今回の自由演奏会ですが、夕方からで〜ぶさんの楽団の演奏会ということもあり、当初の予定では参加しないはずだったのですが、うちの奥さんに「たるるも行こうよ」と声をかけられたので、途中までということで参加しました。
なお、自由演奏会を知らない方のために紹介すると、この自由演奏会は「バリアフリーなコンサート」と称されているとおり、楽器のレベルや世代、そして演奏している楽器の種類に関わり無く楽しめる合同演奏イベントです。自由演奏会の概略については、こちらのページ(http://www.music-eclub.com/jiyuuensoukai/)や主催者である、杉山先生のページ(404 Page Not Found. - GMOインターネット)をご覧ください。
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今回の自由演奏会三重県は青山町。この青山町ですが、一応は青山峠の手前側にあります。さすがに青山町は遠いので、今年も難波駅から途中の名張駅まで近鉄特急を利用。この名張駅ですが、三重県にもかかわらず、高校時代はこの駅の辺りからの通学者が学校には沢山居ました。学校の名簿の中に燦然と輝いていた05から始まる市外局番は今でも強く印象に残っています。(大阪周辺は06、その他の近畿地方は07)
 
さて、今回の自由演奏会に、私はアルトサックスを持って参加しました。本職のB♭クラリネットや、我が家の"家宝"であるアルトクラリネットで参加しても良いのですが、後者の二つは楽団でいつも吹いているので、今回はこの手のイベントでないと吹けないアルトサックスで参加しました。というか、最近この手のイベントではクラリネットを吹いていないような気が・・・ ちなみにうちの奥さんですが、B♭クラリネットで参加していました。
会場に行くと、私の他にも「本職はクラリネットだけど、今日はサックスを吹いています」という偽サックス吹きの方を発見! この方ですが、アルトの他にバリサクも持参されていました。この後、バリサクを持って神奈川県は藤野で開催される自由演奏会に参加されるとのこと。藤野ですか、その日は仕事だ。私も仕事さえ無ければ参加したかったな、藤野。かなり遠いんですけど。
今回の自由演奏会ですが、なんと各パートごとに楽屋が分かれているとのこと。楽屋割り表を見てみると、サックスの楽屋は舞台の真裏ということで、非常に便利な場所みたい。という訳で、クラリネットしか持ってきていないうちの奥さんも、なぜかサックスの楽屋へ。
 
楽屋には既に楽譜の山が準備されており、「どうせだから1stを吹こう」と、我々偽サックス吹きの2人は何のためらいも無く1stの楽譜を漁りました。しばらくすると、なんと「全員が集合次第パート決めを行うので、楽譜を取るのは暫らく待て」との指示が。「もう取っちゃいました」と返事したところ、とりあえず我々二人はそのパートで良いとの指示が。暫らくするとパート決めが始まりましたが、偽サックス吹きの我々が1stを吹くのもどうかと・・・ まぁ、早い者勝ちだし。
 
さて、いよいよリハーサル開始! 偽サックス吹き二人で隣り合わせに座ったのですが、なんと場所が足りなかったためか雛壇の上の席に。雛壇の上で吹くなんて、何となくオケ管の気分に♪ もっとも、オケ管なんてやった事無いんだけど。
隣には中高生らしき男の子が座って吹いていましたが、さすがに本職がサックスなだけあって、サックスらしい良い音でしっかりと吹いていました。それに比べて我々は・・・ まぁ、偽サックス吹きだし(汗 クラリネットらしい音でサックスを吹くのは得意なんだけど<それ、ダメじゃん
そんなもう一人の偽サックス吹きの方ですが、ちゃんとB♭クラリネットも持参されたそうです。「荷物が重くなるから今日は要らないよ」といって家に楽器を置いてきてしまった俺って・・・ とりあえず、「一曲くらいはクラリネットをパラパラっと吹いて、私の本職がクラリネットという事実を周囲の方々に見せ付けなきゃ!」ということで、楽器を貸してもらいました。周囲の方々に本職の腕を見せ付けないと、単なる楽器がヘタレなオッサンみたいだし(汗
そうこうしているうちに、無事午前中の練習は終了。
 
お昼休みに、もう一人の偽サックス吹きの方から「せっかくだからアンサンブルしよう」と声をかけられたので、「どんな楽器の組み合わせでもでもできる」というアンサンブルの楽譜を使って、その方とうちの奥さんとフルートの方とバスクラの方と私の5人でアンサンブル大会をゲリラ開催。ちなみに私は2声を担当したのですが、実はこれが最も楽なパートだったみたいです。1声は主旋律が多いし、3声は中低音旋律が多いし、4声はベースラインのややこしい動きがあるし、なんか大変そう。
 
お昼休みが終わった後の曲ですが、横の生徒さんがブリブリと吹いていたので、私も負けじとブリブリ吹き返してみました。って、中高生相手にブリブリと吹き返しても・・・ 自分ながら嫌すぎる大人です。とりあえず「相手は本職だったので頑張ってみました」と言い訳をしてみる。もちろん当然のことながら、クラリネットを吹いている時に隣で中高生がブリブリ吹いていたら、「中高生の分際で俺よりブリブリ吹くなんてけしからん!」などと訳の解らない理由を付けて、私も負けじとブリブリ吹き返しますが。って、やっぱダメじゃん・・・
そんな事をしているうちに、残念ながら帰らないといけない時間に。後ろ髪をひかれる思いでしたが、とりあえず先約の時間があるので、リハーサルの途中ながら抜け出して帰らせていただきました。
 
なお、今日は吹奏楽ネタのみとし、往復の鉄道ネタは日を改めて。