上海バンスキング

今日も休日出勤、とのことで当然仕事ははかどらない(苦笑) 仕事に行ったものの、なんか雑談ばかりをしているような気がするし、上司は音楽を聴きだすし。ちなみに同じく出勤していた上司が聞いていた曲は、スーザのマーチ集など。ン十年前の吹奏楽部出身者である上司と、しばしの間行進曲談議に花を咲かせました。聞くところによると、上司の息子さんも吹奏楽部出身とのことで、現在も吹奏楽の世界で活動中とのこと。
「いま『もののけ姫』の音源を持っている」とのお話だったので、それを鑑賞しました。聞いてみると、やたら上手な演奏・・・ 「上手な演奏ですね」と聞いてみたところ、佼成の音源だとのこと。なんだ、ニューサウンズ版の「『もののけ姫』メドレー」ですか!
 
その後も、ドラムラインSwing Girls、笑ってコラえて、などといったネタで盛り上がりました。そんな上司から「音楽をやっている人間として、この映画は見るべきだ」との"業務命令"が。
 

上海バンスキング [DVD]

上海バンスキング [DVD]

ドンパチやるより、ブンチャカやろうよォ。
1936年夏―戦争の影がしのび寄る上海。
ジャズに情熱を燃やした男と女・・・色あせた自由と、青春の挫折がはじまった。
【ストーリー】
昭和11年上海。売春と麻薬の陰謀が渦巻く街であり、東洋のジャズのメッカでもあった。シローは、ジャズを諦めることを条件にまどかと結婚、パリに向かう途中、上海に寄る。実は、シローの目的は上海でのジャズ生活だった。騙されたまどかは驚くが、おまけに上海から抜けられない事件に巻き込まれる。シローの友人、バクマツがダンスホールの中国人ダンサー、リリーと恋仲になり、アメリカ人の経営者、ラリーに脅されていた。危機一髪、まどかはラリーを説得し、働いて償うことにする。その日からジャズとむせ返るほど自由な日々が始まる。そんな彼らに日中戦争の影がしのび寄っていた・・・。破滅的な昭和史を背景に、自由に、純粋に生きようとした人々を、深作監督が描いた人間讃歌のメッセージ。
http://www.shochiku.co.jp/video/dvd/da0265_4.html より

戦前の上海という一種独特な雰囲気を持った都市の、日中戦争期から太平洋戦争にかけての慌しい時代を描き出した映画のようです。ってかこの映画、よく見れば深作欣二監督作品だし。"業務命令"だし、そのうち家で見てみよう♪
 
これ以外にも最近の吹奏楽界のあり方について色々と話したのですが、そのあたりの話はおいおい。