吹奏族に参加しました

今日は朝来市のあさご芸術の森美術館で開催された吹奏族に参加しました。
今日は知人の方も吹奏族参加されるとのことで、うちの家の近所から車に便乗して参加しました。

多々良木ダム

今日吹奏族が開催されるあさご芸術の森美術館ですが、多々良木ダムの堰堤の下に建っている美術館です。巨大なロックフィルダム堤体を借景としてぶっ建っている美術館の姿そのものが、ある意味前衛的な芸術に見えます。ダムを借景にぶっ建っている美術館の姿は、こちらのサイトの写真をご覧ください。
http://www.kepco.co.jp/himeji/jigyousyo/den/toyoden/okutataragi.htm
http://yosuzume2.web.infoseek.co.jp/dam/okutataragi/okutataragi_1.htm
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jdf/Dambinran/binran/All/All_1499.html
ホワイトアウトみたいにテロリストに堤体を爆破されたら、確実にここに居る人たちは全滅です。。。
 
さて、多々良木ダムといえば、日本最大出力を誇る揚水発電所としてダムマニアの間では有名なダムだそうです。ダムにもマニアがいるとは、恐ろしい世界です。。。
鉄道ファンにダムと聞けば、黒部ダム()。「バスなのに電車」という不思議な乗物トロリーバスに乗れたり「日本一高所にある駅」を通過する立山黒部アルペンルート、上部軌道()や高熱隧道に繋がる黒部峡谷鉄道()、立山砂防専用軌道()など、名所がいっぱいです。
黒部ダムという名を聞けば、中島みゆき地上の星のメロディが思わず脳裏をよぎります。黒部ダムの水を使って発電を行う黒部川第四発電所()からの紅白歌合戦の生中継には、「リアルでプロジェクトX級のプロジェクトだなぁ」と感心してしまいました。
まぁ、リアルでプロジェクトX級の企画を実行するのは良いのですが、プロジェクトX級のヤラセをするのは勘弁して欲しいものです。
 
黒部ダムの建設で有名な黒部川開発ですが、既に戦前からこのような過酷な開発が すげぇ歩道。。。 この歩道、雪崩で流されるので毎年作り直しているそうです。そのため、歩道の開通は9月上旬。10月の中ごろには雪が積もって通行止めになるそうなので、歩道が使える期間は実質2ヵ月間もありません。。。
 
おっと、多々良木ダムの話をしていたのに、いつの間にか黒部ダムの話になってしまいました。
この多々良木ダムですが、揚水発電所といって、夜間などの電力消費の少ない時間帯に他の発電所で発生した余剰電力を使って下部貯水池(ダム)から上部貯水池(ダム)へポンプで水をくみ上げておき、ピーク時に上部貯水池から下部貯水池に向けて水を放流することによって発電するという水力発電所です。要するにダムを使った「巨大蓄電池」みたいなシステムです。
ちなみにこの多々良木ダムが下部貯水池、黒川ダムが上部貯水池となっており、この間の387.5mの落差を使って発電を行なっているそうです。

吹奏族

そうそう、ダムの話で盛り上がったため、吹奏族の話を忘れていました。
今日の吹奏族、遅刻したため、30分も吹いていません・・・ しかも、うちの奥さんが「アルトサックスを吹きたい」といったので、私はソプラノを吹くことに。でも、ソプラノサックスって楽譜が無いんですよね、楽譜が。。。 という訳でオーボエの楽譜を読み替えて吹いていました。
今日の吹奏族では「地上の星」を演奏していました。やっぱりダムの前だからか?
あと、吹奏族が終わった後の各団体の演奏で、高校生がスピッツの「空も飛べるはず」を演奏していました。懐かしい曲だ・・・ この曲、私も大好きな曲なのですが、なぜゆえいまさら「空も飛べるはず」?