ローマの休日

今日はテレビで「ローマの休日」を放映していました。さすがオードリー・ヘップバーン、マジでカワい過ぎます! 今日放映していた「ローマの休日」は製作50周年記念のデジタル・ニューマスター版とのことで、白黒ながらなかなか良好な画質でした。
映画の内容の方ですが、まず第一に感じた感想は「やんごとなき方の上に圧し掛かるストレスって、本当に大変なんだなぁ」の一言に尽きます。なんか東洋の某国でも同じような話があったような気が・・・
宿舎である大使館や路上・新聞記者のアパートでの電波な行動のシーン、トレビの泉近くの美容院での髪を切るシーン、スペイン階段でジェラートを食べるシーン、バイクに乗ってローマ市街を駆け抜けるシーン、船の上で黒服集団と乱闘するシーン、ギターで黒服の頭を殴りつけるシーン、大使館前での別れのシーン、そして記者会見での再会、、、いずれの場面も非常に印象的でした。さすがは永遠の名作と言われるだけの映画、一つ一つの場面が印象に残り、なおかつ決して結ばれることのない二人の恋が伝わってくる素晴らしい映画でした。
「ローマご訪問の記念写真」といってカメラマンがそっと隠し撮りした写真を手渡すシーンは、「ヤツはとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です」と銭形刑事がクラリス姫に言ったシーンと並んでカッコ良い!
 
いやぁ、やっぱりローマですよ、羅馬。永遠の都だし、一日では成らないし、松や祭や噴水もあるし、アン王女も「いずこも忘れ難く、良し悪しを決めるのは困難、、、ローマです!」と断言しているし。という訳で、私もいつかはローマに行ってみたいものです。