兵庫県立芸術文化センター(トリプルヘッダー・その1)

今日は、オーボエの方が個人練習のために兵庫県立芸術文化センター西宮北口のスタジオを取られているということで、せっかくだからということで、うちの奥さんと一緒に練習にお邪魔しました。
芸文は何度か入ったこともあり、ここの大ホールで演奏したこともあるのですが、芸文のスタジオに行くのはこの日が初めて、どんな場所かちょっとドキドキ・・・
 
阪神西宮から今津経由で阪急西宮北口へ。ちなみに阪神西宮から阪急西宮北口は見えそうな距離だし、実際に歩いて行ける距離にもかかわらず270円、阪神西宮から阪神梅田(=260円)よりも高いって・・・ 阪神と阪急が経営統合したことだし、今津駅に今津線から阪神本線への渡り線は不要ですが、これを機に運賃統合をしてくれと思った次第です。
しかし、何でヲタって今津駅構内の連絡線にこだわるんだろ・・・ いまの線路構造で連絡線を作るには今津駅前の居酒屋万とかを立ち退かさなきゃいけないし、無理やり今津に連絡線を作ったところで、宝塚方面に連絡するには西宮北口駅を大改造してグランドクロスを復活させるか、素直に神戸線を高架で越さなきゃいけないんだけど。
もちろん、ヲタ的には今津駅の連絡線を復活して欲しいし、西北グランドクロスの復活も激しく熱望しているわけですが(汗
 
さて、芸文の前にこんなポスターが

茂木大輔の「生で聴く“のだめカンタービレ”の音楽会」

発行部数1000万部を突破し、今や日本でもっとも注目されているコミック『のだめカンタービレ』。
その中で演奏された名曲の数々を生で聴くコンサートが初めて関西で実現します。マンガを読むだけでは飽き足りない皆様へも朗報です。また、映像も駆使し、あの名場面が名曲と共に再現されます。
ご案内役は多彩な活動で知られるNHK交響楽団首席オーボエ奏者、“もぎぎ”こと茂木大輔さん。作者 二ノ宮知子さんの取材に協力する茂木さんが自ら企画・立案します。ゲストにピアノの三輪郁さん、そしてオーボエには、PACオケのアソシエイトプレイヤーでもある古部賢一さんを迎えてお贈りする夢の音楽会。
クラシックファンはもちろん、入門編としてもお楽しみいただけるコンサートです。茂木さんのおはなしもたっぷりとあり、初めてクラシックコンサートにお越しになる方でも十分お楽しみいただけます。お友達・ご家族お誘いあわせの上是非お越しください。
(R☆Sコンサート)

活躍の場を、日本の音楽大学からパリへと移す千秋真一とのだめ。数々の試練・困難を乗り切りながら、更なるストーリーが展開されます。今回の「パリ編」では、彼らがフランスへ来てから出逢う音楽で編成されます。生で聴く「のだめ」の世界に更にどっぷりとつかるチャンス!!ご期待ください。
(パリ編)<兵庫県立芸術文化センターホームページ 公演案内より>

のだめが芸文にも登場ですか! 話は変わりますが、いよいよ10月16日(月)からのだめが始まりますね、月曜日は用事があるので、毎週忘れずにビデオの録画をしなきゃ!
 
とのことで、芸文のスタジオに到着。
がしかし、この日はトリプルヘッダー練、しかも二件目・三件目の練習とも演奏会直前練習ということで、休めない状況。という訳でせっかくのスタジオ練習なのに、たった30分ほどしか要れません。という訳で、ソソクサっと楽器を組み立て。オーボエ・フルートと揃っているので定石ではクラリネットを持参するべきところですが、この日の二件目・三件目の練習はバリサクで参加する練習のため、今回は省略させて頂きました。
オーボエの方に「楽器を吹いてみませんか?」と言われたらしく、うちの奥さんがオーボエを吹かせて貰っていました。私も吹かせていただけるとのことで、ちょっとだけ試奏。オーボエを持つなんて高校生のとき後輩の楽器をぶん取って吹いて以来です・・・
「たしかこんな感じで鳴らしていたはず」ということでオーボエを吹いてみると、10年ぶりくらいに口にしたダブルリード楽器ですが、無事に音が鳴りました。
お世辞かどうか知りませんが、オーボエ吹きの方が「私もそんな音を出したい」とのこと。どうも男性がオーボエを吹くと、こんな音が鳴るそうです。女性の吹く楽器と思われがちなフルートですが、男性(=息の柱が太い人)が吹くと良い音色がすることは有名ですが、オーボエも音色に性差があるのでしょうか? ちなみにクラリネットではあまり音色に性差を感じたことはありません。
今度はお返しに私のバリサクを吹いて頂くことに。が、さすがに楽器が重いとのことで、マウスピースとネックだけで吹いてもらうことに。やっぱり楽器のくわえ方が違うらしく、音を出すのは難しいようです。
 
そうこうしているうちに、残念ながら移動の時間が。そそくさと楽器を片付け、うちの奥さんをスタジオに残し、次の練習場所へ移動しました。