教会のステンドグラス

先日、レスピーギの「教会のステンドグラス」という曲が話題になりました。
この「教会のステンドグラス」、もともと管弦楽の曲*1ですが、管弦楽ではあまり演奏されることはないそうです。なお吹奏楽では、もっぱら第二楽章「大天使ミカエル」が抜粋で演奏されます。

さて、教会のステンドグラスの第一楽章といえば、聖家族(イエス親子)がヘロデ王幼児虐殺から逃れるためにエジプトへと脱出した逸話モチーフとした「エジプトへの逃避」。
ちなみに、この「幼児虐殺」はキリスト教で使われている用語だそうですが、「キリストの受難(フェルラン作曲)」の第一楽章に「幼児虐殺」とそのまま書かれているのを見たときは、思わず引いてしまいました。

*1:さらに元をたどればピアノ曲