京都会館第一ホール

今年の吹奏楽コンクール関西大会の開催される「京都会館第一ホール」ですが、そういえば去年も関西大会をここで開催していたような記憶が、というか聴きに行った記憶が・・・
[id:beer_barrel:20060820:p1]
去年も開催してましたね。
 
京都会館といえば、とにかく鳴らないホールというイメージと、天を仰げばやはり気になる「謎の傘型宙吊物体」!

六角形のドーム型の構成で,音楽の演奏を主目的に設計されたホールです。音響効果を高めるために,天井は特殊な材質で覆われており,また音響反射板が多数取り付けられています。
http://www.kyotokaikan.org/shisetsu/1h.htm より

この「特殊な材質」も気になります。
・・・火鼠の皮衣だったりして。
 
なお、大阪の中地区or北地区からコンクールに出ると、数年に一度「地区:青少年会館 府:青少年会館 関西:京都会館 全国:普門館」という、最初から最後まで、とにかく鳴らないホールホールのみでコンクールが終わってしまう場合があります(数年に一度以外もあまり変わらない気が)

京都会館の周辺

この京都会館ですが、平安遷都1200年を記念して創建された平安神宮の周辺に広がる岡崎公園の中にあり、近くには京都市美術館、京都国立近代博物館、みやこめっせ京都市動物園等の施設があります。
なお現在、京都市美術館では、アメリカ建国100周年を記念して建設され、『ロッキー』の撮影地として有名なフィラデルフィア美術館収蔵の美術品を展示した「フィラデルフィア美術館展」が開催中だそうです。
ちなみにロッキー・バルボアとアポロ・クリードの試合は「アメリカ建国200周年記念」を記念し、アメリカ合衆国建国の地であるフィラデルフィア市にて開催されたという設定だそうですが、フィラデルフィア美術館がロッキーに登場するのはこういう伏線があったのですね!
 
また京都会館から少し南に下ると、琵琶湖の湖水を京都市に導くために作られた「琵琶湖疎水」があります。
この疎水の水は、今でも京都の水道を支え続けています。
また明治時代、この疎水の流れを利用した発電所が建設され、ここで発電された電気が京都の近代化に貢献しました。そして1895年(明治28年)ここの発電所で発電された電気を使った日本で初めての路面電車である「京都電気鉄道」が開業しました。
また、かつては疎水を使った京都〜琵琶湖間の水運が行なわれており、琵琶湖と京都との高低差の解消には「インクライン」が使われていました。