すいそうがく2007年10月号(126号)が発行される

全日本吹奏楽連盟の機関紙、「すいそうがく」の2007年10月号(126号)が全日本吹奏楽連盟のページにアップされてました。
http://www.ajba.or.jp/suisougaku176.pdf

なお、今号のすいそうがくには、

  1. 2008年度全日本吹奏楽コンクール課題曲の紹介
  2. 2007年7月9日に開催された理事会の議事内容
  3. 各地の吹奏楽コンクール支部大会の結果

に関する記事が掲載されていました。

2008年度全日本吹奏楽コンクール課題曲

2008年度全日本吹奏楽コンクールの課題曲は、下記の五曲だそうです

1 ブライアンの休日 Brian's Holiday 内藤 淳一 約3分
2 マーチ「晴天の風」 Sunshine Breeze March 糸谷 良 約3分
3 セリオーソ Serioso 浦田健次郎 約5分半
4 天馬の道 〜吹奏楽のために The Path Tenma for wind orchestra 片岡 寛晶 約5分
5 火の断章 Fragment for the Fire 井澗 昌樹 約3分

今年も各課題曲の冒頭1分間が吹奏楽連盟サイトにて公開されています。
http://www.ajba.or.jp/kadaikyoku.htm

課題曲の楽譜や音源等を入手したい場合は、上記サイトを参照の上、吹奏楽連盟まで申し込んでください。11月中に申し込めば12月20日には楽譜や音源が発送される予定だそうです。

職場の部・一般の部 統合問題

理事会の議事報告によると、「適切な競争を実現するため、現在の『職場の部』と『一般の部』を『職場一般の部』に改編する方向」だそうです。なお両部門の統合に関しては、大会部門のみを統合し、連盟加盟部門ついては従来どおりとのことです。また統合にあたり、大会参加資格や制限人数が改めて設定されるそうです。

職場の部の現状を鑑みた場合、統合も止むを得ないのかもしれませんが、職場の部(現行55人)の制限人数にあわせて、他部門と比べて高く設定されている一般の部の制限人数(現行80人)が、職場の部を含む他部門並(50〜55)に減らされた場合、いろいろと問題が起こりそうです。

高校の部の制限人数の変更

現在は50人となっている高校の部のコンクール参加制限人数ですが、2009年度大会より55人に増加する方向で検討中だそうです。

全日本吹奏楽連盟作曲コンクールと課題曲V

現在はR-18指定されている課題曲Vですが、「全日本吹奏楽連盟作曲コンクール」の第1位作品が課題曲Vとなる2009年度からR-15指定に変更され、高校の部でも課題曲として選択できるようになるそうです。
ちなみに課題曲自体はPG-12指定がかかっています。

課題曲の委嘱について

2009年度は課題曲の委嘱を行なわないそうです。2010年度以降の課題曲に関しては、委嘱の継続を前提に、委嘱の間隔/曲種等を検討するそうです。