隠し砦の三悪人

ジョージ・ルーカス監督の映画「スター・ウォーズ(のちの「エピソードIV新たなる希望」)」のモチーフとなった作品としても有名な、黒沢明監督の映画「隠し砦の三悪人」が、50年ぶりに樋口真嗣監督の手によってリメイクされ、「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」として今年の五月に公開されるそうです。
http://www.kakushi-toride.jp/
この映画のあらすじは、以前スターウォーズを演奏したときに調べたので知っていますが、残念ながら映画自体は見たことありません。。。


さて樋口真嗣監督版隠し砦ですが、各映画紹介サイトの情報によれば、「すべての退路を絶たれても、どんな状況下でも決してあきらめない名も無き若者たち。一方で難攻不落の要塞“暗黒の砦”が不気味に蘇生」する映画とのこと。

・・・、農民の誰かが山名家の最終秘密兵器である暗黒の砦の極秘設計図を隠し持っていたり、暗黒の砦が秋月家の城に向けて謎の兵器をぶっ放してきたり、主人公が特殊能力で暗黒の砦の弱点を見つけ出したり、暗黒の砦の弱点は実は換気口だったりしそうな勢いです。


蓬莱峡

今回の樋口真嗣監督版「隠し砦の三悪人」は違う場所で撮影されているそうですが、黒沢明監督版「隠し砦の三悪人」は西宮市塩瀬の蓬莱峡にて撮影されたそうです。


蓬莱峡は、六甲山の北側を走る有馬高槻構造線に沿って流れる太多田川沿いにある、風化した花崗岩が鋭い剣山のように立ち並ぶ峡谷です。この渓谷の姿が、朝鮮半島にある蓬莱山(金剛山の別名)に似ていたため、蓬莱峡と名づけられたそうです。
地質的には断層破砕帯にあたり、バッドランド(悪地)と呼ばれる地形だそうで、これほどまでに険しい地形は世界でもあまり存在しないそうです。


この蓬莱峡、バスで横を通ったことはあるのですが、残念ながら降りたことはありませんので、またこんどの機会にでも行ってみよう。