16世紀のシャンソン

吹奏楽界で「16世紀のシャンソン」と聞けば「ジャヌカンの『戦争』」を連想してしまいますが、以前から気になっていた「16世紀のシャンソンによる変奏曲」の元となった「16世紀のシャンソン」は、吹奏楽連盟の機関紙「すいそうがく」の記事によると、どうやら「Une jeune fillette(若い娘/作曲者不詳)」という曲だそうです。
http://www.ajba.or.jp/suisougaku179.pdf


ちなみに楽譜はこちら
http://chansonsfrancaises.ifrance.com/chansonsfrancaises/unejeunefillette.pdf
で、音源はこちら

http://jp.youtube.com/watch?v=iqJU6iN4EWw
http://jp.youtube.com/watch?v=NJ9xqBsROBQ
http://jp.youtube.com/watch?v=gcWPG4U5kro
うーん、知らない曲。。。


また、「すいそうがく」に書かれている17世紀にかけて行われた器楽曲アレンジ版とは、
コーロワ 「若い小娘」による5つのファンタジー
http://www.geocities.jp/lyrischesuite/gakufu_main.htm#Caurroy
で、楽譜は
http://icking-music-archive.org/scores/caurroy/Caurroy-UneJeuneFilletteRL.pdf
らしいです。


また、バッハのコラール版は、
カンタータ第75番「貧しき人は食事し」BWV75より 5.コラール「これぞ父の心なり」
http://www.geocities.jp/lyrischesuite/jsbach.htm#BWV73_5
コラール「我は神から離れまじ」 BWV417-419
http://www.geocities.jp/lyrischesuite/jsbach.htm#BWV417-419


この曲は1991年に公開されたフランスの映画「Tous Les Matins Du Monde(邦題「めぐり逢う朝」)」にも使用されたそうです。
・・・知らない映画ですが、17世紀の音楽家とその師の葛藤を描いたという内容の映画だそうです。

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http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD16819/
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id23289/