タワーレコード
先日、友人と飲みに行ってきました。飲み会にて福知山線事故の影響についての事情聴取(汗)や、最近の吹奏楽界の現状などについて語り合った後、梅田のタワーレコードへ直行。
まずはナクソスコーナーへ。低価格で音楽を提供するナクソスの素晴らしさについて(特に邦人作品集を中心に)延々と語ったところ、かなり寒がられてしまいました。そこで良さげなハチャトリアンのCDを見つけたので購入。ハチャトリアンですが、演奏するのはあまり好きではありません*1が、彼の音楽を聴くのは好きだったりします。
今日買ったCDはこの二枚。ちなみにこの曲が以前このblogでも書いた、高校時代に演奏して非常に情けない思いを味あわされたという因縁の曲なのですが、今までこの曲のCDを持っていなかったので購入しておきました。ちなみに曲の方ですが、別に悪い曲じゃないし、むしろ聴く分には好きなタイプの曲なんですが。
- アーティスト: Aram Il'yich Khachaturian,André Anichanov,St Petersburg State Symphony Orchestra
- 出版社/メーカー: Naxos
- 発売日: 1995/11/21
- メディア: CD
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Khachaturian: Spartacus(Suite No.4)・Masquerade・Circus・Dance Suite
- アーティスト: A. Khachaturian
- 出版社/メーカー: Naxos
- 発売日: 1996/12/17
- メディア: CD
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次に一般のクラシックCDもチェック。ホルストのCDですが、「惑星」のCDしか並べられていないことに愕然! 確かに、世間的には「惑星」を作っただけの作曲家という認識なんでしょうが。ちなみに私も友人も、「惑星」で一番好きな曲は「火星」とのことで意見が一致しました。なんで世間の人たちは「木星(特に「木星讃歌」の部分)」ばかり有り難がるんだろう? ショスタコービッチのコーナーには、やはり「オラトリオ『森の歌』」が!
ちなみに吹奏楽界ではショスタコービッチの代表作とされる祝典序曲ですが、オケの世界ではあまり知られていないとの事。意外な事実です。確かにどちらかと言えば吹奏楽向けの曲のような気が。ショスタコービッチといえば映画音楽を大量に作曲したことでも有名で、最近では日本でも演奏されるのを目にします。ちなみにかの有名な「戦艦ポチョムキン」の音楽ですが、実はこの映画のために作曲された音楽ではなく、後から誰かが勝手にショスタコーヴィチの曲を映画にくっ付けただけだとのこと。
次は吹奏楽CDのコーナーへ。素人のCDにはあまり興味が無いので、とりあえずプロの棚へ。先ほどの飲み会で「ニューサウンズ」が話題になったので、まずはニューサウンズのCDをチェック。ここ数年のCDを手にとって眺めたところ、やっぱり最近のニューサウンズって微妙な気が・・・ ちなみに今年私が注目していた時代劇メドレーですが、「いま一つ」という情報が。今年はディスコ・パーティIIIも不作だったみたいなので、なかなか厳しそうです。
そこのコーナーには、ニューサウンズの名曲集なんかも置かれていました。こちらには、私も「良い編曲」だと感じる曲がズラリと並べられていました。年を取ったためか、昔の曲の方が良く感じるのかなぁ(汗) 余談ですが、サウス・ランパート・ストリート・パレードって、どこの楽団でも「サラスパ」って言うんですね。高校生の頃に初めて「サラスパ」という名を聞いたときは爆笑してしまいましたが・・・ そこのCDの中でユーミンポートレートを発見。「あ、ムーミンポートレートが収録されてるやん!」と言ったところ、かなり寒がられてしまいました。「ムーミンポートレート」という名前、個人的には良さげと思うのですが(汗
その後、今年のオススメ自由曲と銘打たれた「CAFUAセレクション2005」とかをチェック。C.T.スミス作曲の「ルイ・ブルジョアーの賛歌による変奏曲」やチャンスの「呪文と踊り」が今年のオススメですか、そうですか。と思ったら、ティモシー・マーの「エブリデイ・ヒーロー」や天野正道の「チェイサー」なんかも収録されているし、微妙。しかし注目はレナード・バーンスタイン作曲、デュソイト編曲の「ウェスト・サイド・ストーリー・セレクション」。そう、「ウェストサイドのセレクションの方」として知られている、あの洋モノ編曲版のウェストサイドです。ウェスト・サイド・ストーリーをコンクールで演奏するとはかなり斬新そうな発想ですが、ロボットアニメの音楽や教育上宜しくないと判断された映画の音楽がコンクールの全国大会で盛んに演奏される時代ですし、スターウォーズをコンクールで演奏した百貨店もありましたし、キャンディード序曲などで有名なバーンスタインの曲ですし、こんな選曲もアリかもしれませんね。しかし個人的には「マンボ」が収録されていない点でこの編曲はイケてません。
続いてジャズCDのコーナーへ。一緒に行った彼ですが、最近スウィングガールズの影響でこの手の曲にハマっている様子。棚を見てみたところ、面白そうなCDを発見。歌謡曲をジャズ風にアレンジしたというCDです。他にもクラシックの名曲をジャズ風にアレンジしたというCDも置いてあって興味を引いたのですが、こちらはまた改めて。ついでにジャズの名曲を集めたCDも購入。この手の曲って、いろんな場所で流れているのを聞いたりすることはあっても、じっくりと聞いたことは無いんですよね。たまにはこういった曲も聞いてみようと、二枚ほど購入。
- アーティスト: トーマス・ハーデン・トリオ神山純一,山下達郎,宇多田ヒカル,桑田佳祐,福山雅治,竹内まりや,尾崎豊,井上陽水,吉田美和,ティム・ハーデン・トリオ,トーマス・ハーデン・トリオ
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2005/03/24
- メディア: CD
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- アーティスト: オムニバス,ジュリー・ロンドン
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2004/11/03
- メディア: CD
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そんなこんなで、この日は4枚もCDを沢山買ってしまった・・・ はぁ。。。
*1:だって大変だし!