アルトクラリネットはＥ♭管の楽器です
どうやら、アルトクラリネットがＥ♭調の楽器であることは、あまり知られていないみたいです。
以前淡路島に合同演奏に行ったとき、アンコール曲にはアルトクラの楽譜が無かったらしく、先方の楽譜係から「アルトクラってＢ♭管ですよね」といってテーナーサックスの楽譜を手渡されそうになりました。あのー、楽器の音域はテナーサックスに近いんだけど、「アルト」という名称が頭に付いているんだから、まずはアルトサックスの楽譜を渡そうと考え付きそうなんだけど・・・(汗) そのままＢ♭の楽譜をＥ♭で読み替えても良かったのですが、面倒だったのでアルトサックスの楽譜を手配するようにお願いしました。
こちらは普段アルトクラなんて目にする機会が無い楽団で発生した事案なので、知らなくても仕方が無かったのでしょうが、なんと私の入っている楽団でも同じ事案が発生してしまいました。
以前の演奏会のアンコール曲ですが、こちらもアルトクラの楽譜が無かったので、サックスパートに楽譜を貰いに行ったところ、こちらは無言でテーナーサックスの楽譜を手渡されてしまいました。あのー、楽譜の動きはテナーサックスに近いんだけど、「アルト」という名称が頭に付いていし、何よりもいつも近くで吹いているんだから、まずはアルトサックスの楽譜を渡そうと考え付きそうなんだけど・・・(汗) そのままＢ♭の楽譜をＥ♭で読み替えても良かったのですが、面倒だったのでアルトサックスの楽譜を手配するようにお願いしました。
ちなみにアルトクラでアルトサックスの楽譜を吹くと、音域がちょっと高めなのでしんどかったりします。音域の関係上、下の音は左手を全部押さえた「下のド」の音近辺*1までしか音が出てこないですが、上の方の音は出しにくいし音色的にも微妙*2です。
それでも、Ｂ♭クラやテナーサックスからの読み替えに比べれば、楽譜をそのまま吹けば良いこっちの方が楽なんで(汗)
アルトはアルトでも、アルトフルートはＧ管の楽器だそうです。Ｇ管の楽器ということはビューグルと同じですね。このビューグル、Ｇ管楽器というだけでも驚きですが、ピストンがたったの２本だけ！ ピストン２本で１２音全てが出せるなんて、ビューグルって凄い楽器ですよね！
