京都に行ってきました その1

昨日は暇だったので、京都に行ってきました。とりあえず、再来週に関西大会を見に行く京都会館の下見&先日バスで前を通過した平安神宮の観光を兼ね、東山方面へ。

地下鉄東西線東山駅で下車し、大鳥居を目指して神宮通を北の方へ。神宮通という名を聞いて、この前淡路島の某吹奏楽団の演奏会に行ったときに聞いた「神宮前」というバス停を思い出しました。「神宮前」といえば、渋谷区・原宿駅前のこのあたり(map:x139.7054y35.6687)のオシャレな街を連想しますが、淡路島の神宮前はココ(map:x134.8539y34.4572)! たしかにバス停の名前は神宮前ですが。ちなみに地図検索で「神宮前」とだけ入力して最初に出てきたのがここ(map:x136.9124y35.1257)。名鉄神宮前駅でした。

途中、琵琶湖疏水を通過。琵琶湖疏水といえば、インクライン水力発電(そして、水力発電で生まれた電力を使った日本初の路面電車の開業)ですね。疏水を渡ったあたりから、勧業館に美術館、公園に動物園、ホールに宗教施設など、各種文化施設が。よく考えれば、なんとなく上野っぽい場所です。ふと京都会館のほうを見てみると、今日は吹奏楽コンクール京都府大会をやっている様子。とりあえずお参りとのことで、平安神宮へ。

平安神宮

平安神宮には、東洋人やら西洋人やら、とにかく外国人観光客がいっぱい! 人力車引きのお兄さんが、やたら綺麗な発音の英語や中国語で、中国人観光客らしき人に客引きしていました。

平安遷都1100年を記念して明治時代に建立された神社で、京都市内の他の由緒ある神社とは違い、特に長い歴史がある訳では無いのですが、社殿は桓武天皇遷都時の朝堂院を模して建てられ、拝殿には大極殿を、神門には応天門を配すなど、平安時代初期、まだ律令体制が上手く動いていたころの大内裏を想起することができる興味深い神社です。

平安神宮の横に「神苑入口」と大書きされた入口が。ここから社殿裏の庭園にいけるそうです。という訳でさっそく入ってみました。なお、入場料は600円、、、けっこう良い値段。神苑の中になぜか昔の路面電車が! これは神様のお導きか、はたまた鉄が磁石に引き寄せられたのか・・・ さっそく写真に収めておきました。

あとで調べてみると、この電車が、先ほど書いた、平安神宮の前を流れている琵琶湖疎水の水を使って発電した電力を使って走った、日本初の路面電車だそうです。また、この電車の開通した年がちょうど平安神宮の創建年にあたるとのことで、ここに展示されているそうです。

反対側の庭園には大きな池があり、なかなか良い雰囲気の庭園でした。この池を跨いで橋殿という橋の形をした建物が建っており、この橋から眺める庭園の美しさはまた格別でした。

(続きはまた次回)