トゥーランドット

トリノオリンピックフィギュアスケート女子の自由演技でイタリア人作曲家プッチーニのオペラ「トゥーランドット」を演じた荒川静香が金メダルを獲得しました。これを吹奏楽風に喩えれば、「自由曲『ツゥーランドット(プッチーニ作曲)』で金賞ゴールド、キャ〜!」といった感じでしょうか?

宦官のピン・ポン・パン大臣がお仕えする北京は紫禁城に住まうトゥーランドット姫は、求婚者になぞなぞを出して答えられなかった者を死刑にしてしまうという、恐ろしい中国の不思議なお姫様。こんな恐ろしいお姫様なのに求婚者がひっきりなしにやってくるのは、トゥーランドットが絶世の美女であり、また皇帝の一人娘で夫となる人に皇位継承権が与えられるため。
パッと聞いた感じ竹取物語みたいな話ですが、竹取物語は課題に失敗しても殺されることはありませんので(もっとも竹取物語でも約一名ほどかぐや姫被害による死者が出ているのですが)。
 
ちなみになんと、1998年にの公演を物語の現地である北京の紫禁城にて決行してしまったそうで、その模様を録画したDVDが発売されています。ラストエンペラーもビックリ!

トゥーランドット*歌劇 [DVD]

トゥーランドット*歌劇 [DVD]

 
ちなみに安藤美姫がフリーに選んだ曲は同じくプッチーニのオペラ「マダムバタフライ(蝶々夫人)」。東洋人がプッチーニの故郷イタリアで、日本を題材にした「マダムバタフライ」と、中国を題材にした「トゥーランドット」ですか。う〜ん、ベタかも。