宇宙ヤバイ(1)〜新たなるたろ論

インターネット上の一部で「神舟7号の宇宙遊泳はなかったろう論」が喧伝されていますが、そんな風潮に対して「人類の月面着陸は無かったろう論(通称:たろ論)」批判本で有名な「と学会」会長の山本弘氏による批判がアップされました。
http://hirorin.otaden.jp/e9213.html

人類の月面着陸は無かったろう論

人類の月面着陸は無かったろう論

人類の月面着陸はあったんだ論―と学会レポート

人類の月面着陸はあったんだ論―と学会レポート

「また新手の『たろ論』のご登場だから、そのうち山本氏あたりか、その芸風を真似た人から批判が出てくるだろな〜」と思ってたら、やっぱり出てきましたか!
浜の真砂は尽きるとも、世にトンデモの種は尽きまじ(w


アポロ陰謀論に関してはこのあたりのページを参考に


冷静に考えれば、有人宇宙飛行にしろ宇宙遊泳にしろ、既に40年以上も前に実現された技術ですし、僕らが生まれてくるずっとずっと前にはもうアポロ11号は月に行ったっていうのに、今更そんなバレてしまう危険性が非常に高い偽装をやる必要があるのでしょうか。
どうせ偽装するなら、人間が誰も行ったことが無い火星到達の偽装くらい頑張って欲しいものです。
カプリコン・1

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この騒動、元々は松浦晋也氏のblogに掲載されたニコ厨に対する批判が発端のようで、松浦氏のコメント欄が凄いことに!
このっ、バカ共が!: 松浦晋也のL/D
しかし、そんな頭が悪いとしか言えないような疑問を含め、子供電話相談室バリに噴出する疑問の数々に対し、丁寧にFAQを付けていくのはさすがにサイエンスライター、その対応には感服します(私ならブチ切れて終了だと思う。)


それにしても、良かった悪かったは別として、米ソの激しい宇宙開発競争による1960年代の宇宙技術の向上スピードは、現代から考えると異常としか思えない勢いです。
この時代をリアルタイムで経験した子供たちは、21世紀になったのに誰でも簡単に宇宙に行けない現状をどう思っているのでしょうか?
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2009年度全日本吹奏楽コンクール課題曲

全日本吹奏楽連盟のページに、2009年度全日本吹奏楽コンクールの課題曲が公開されていました
お知らせ(20080925)

課題曲 I 16世紀のシャンソンによる変奏曲 諏訪雅彦
課題曲 II コミカル★パレード 島田尚美
課題曲 III ネストリアン・モニュメント 平田智暁
課題曲 IV マーチ「青空と太陽」 藤代敏裕
課題曲 V 躍動する魂 〜吹奏楽のための 江原大介

「課題曲に採用されたきゃ曲名に『風』を入れろ」との勢いで6年も続いた「風」が付く課題曲ですが、ついに消えてしまいましたね!
参考:


さて、そんな「風」に代わって突如現れた「★」!
つのだ☆ひろ」や「漫☆画太郎」、「劇団☆新感線」の仲間ですか?? 大学時代、吹奏楽部の練習場の下に「爆劇☆団」なる劇団の部室があり、その部室の内部は黒塗りな上に真っ暗で、中で何をやっているのか大層気になった記憶があります。。。

そういえば「ナジムアラビー」って、日本語に訳すと「アラビアの星」なんですね。


ちなみに楽譜・CD・DVDは、2009年2月中旬販売予定だそうです。

リアル勧進帳

頼朝の追っ手から逃れるため、安宅の関を通り抜け奥州に逃れようとする義経一行。関所を自由に通行できる山伏の姿に変装したものの、そんな一行を怪しいと感じた関守に対して、自分たちが山伏であると装うために、単なる巻物をあたかも勧進帳のように読み上げた武蔵坊弁慶の逸話は、歌舞伎の演目「勧進帳」として、今日でも高い人気を誇っています。


さて、そんな勧進帳のような出来事が。
「入国したければ踊れ」イスラエル、空港で米舞踊家に
いまさらですが、「入国審査場での入国審査官の審査≒関所での関所役人の取調」であり、「パスポート≒通行手形」であると、改めて認識されられた出来事です。


時代は変わり江戸時代、一般の人の旅行は厳しく制限され、旅行に出るには旅行目的を明らかにした上で公的機関から通行手形の発給を受ける必要があり、もし通行手形なしで関所を越えようものなら磔刑に処せられたそうですが、力士と旅芸人は通行手形が無くても関所を越えることができたそうです。がその代わり、関所で関所役人に土俵入りや芸を披露させられたそうです。
こちらの方が今回の事例に近いかも。

阪神なんば線の開業に関する情報

2009年3月20日阪神なんば線開業に伴う運賃の認可が下ったそうです。
http://www.hanshin.co.jp/company/press/pdf/20080829-1.pdf
http://www.hanshin.co.jp/company/press/pdf/20080829-2.pdf


まずは気になる加算運賃。西九条駅~近鉄難波駅間に設定された加算運賃90円! 加算運賃90円と聞けばかなりボッてるような気もしますが、三宮駅~近鉄難波駅間の運賃が400円になると聞くと安いような気もします。
加算運賃を除く基本運賃は、34キロ区間が設定された以外は変更なしとのこと。
なおこのプレスリリースには「近鉄難波駅」と書かれていますが、近鉄電車のプレスリリースによると、阪神なんば線の開業後は「大阪難波駅」に改称されるそうです。


また、阪神なんば線の新規開業区間を経路に含む通勤定期にて、阪神梅田駅での乗降を可能にするサービスを提供するそうです。具体的には三宮~難波の定期を持っていると、梅田駅でも乗降できるそうです。
これはなかなか便利なサービスかもしれません。


また、ダイヤの概要も発表されました。阪神なんば線開業後、三宮~奈良間に「快速急行」を3~5本/h程度、尼崎~東花園・奈良間に「普通」を3~6本/h程度、それぞれ運転するそうです。また直通方面も奈良線方面のみのようです。
という訳で、既に予想はされていたことですが、残念ながら名古屋駅~姫路駅間の直通特急は運転されません(^^ゞ ただ、近鉄の社長が阪神山陽方面への近鉄特急延伸を希望する発言があったそうなので、将来的には有料特急に限った運用であるにしろ、直通列車が運転されるかもしれません。


今回は車両仕様の統一を図らずに相互直通運転を行うそうですが、近鉄難波線近鉄奈良線)といえば21m車4扉10両編成(全長210m)ですが、阪神本線は19m車3扉6両編成(全長114m)。そもそも阪神線はホーム長の関係で6両編成以上の列車は運転できませんし、21m車6両でも126mと12mも長くなるので、果たして無事に停車できるのでしょうか(ドアカット?)。
そこで心配される「御影カーブ」こと阪神御影駅の通過ですが、ホームを削ったり等の工事を実施した結果、近鉄21m車でも問題なく通過できるようになったそうですが、これまでの「快速急行」と同じく通過扱いになるのかな?

スザート舞曲集

全日本吹奏楽連盟の会報「すいそうがく」にて、昨年度のアンサンブルコンテストの結果を見ましたが、最盛期は過ぎたようですが、昨年度もそれなりに「テレプシコーレ(M.プレトリウス作曲)」で盛り上がっていたようです。

今年は私も「テレプシコーレ(M.プレトリウス作曲)」で盛り上がる予定だったのですが、諸事情によりボツになったため、「エンターティナー」を演奏する予定です。
が、現在「テレプシコーレ」に代わるネタとして「ダンスリー(T.スザート作曲)」を検討中。


・・・懲りてねー(汗


ちなみにこの「ダンスリー(舞曲集)」ですが、日本の吹奏楽界では「スザート組曲」との名でよく知られています。が、あちらは金管アンサンブル用の編曲作品。なので、こちらは「ダンスリー」もしくは「スザート舞曲集」です。中身は「六番目の幸福」と「第六の幸運をもたらす宿」くらい一緒なんですが(汗


さて「スザート組曲」といえば、「ムーア人の踊り」や「戦いのパヴァーヌ」。
このうち「戦いのパヴァーヌ」という曲は、フランスの作曲家C.ジャヌカンが作曲した「戦争」というシャンソンをスザート(フランドルの楽譜出版業者)が舞曲に編曲した作品だそうです。


ちなみに元曲の「戦争(C.ジャヌカン作曲)」ってこんな曲。確かに良く聴けば「戦いのパヴァーヌ」ですね。
http://jp.youtube.com/watch?v=o8N05Y4H68M
http://jp.youtube.com/watch?v=FGcnj150Xd8
http://jp.youtube.com/watch?v=60__DjAVVNc
声楽版もなかなか良いもんですね♪
声楽で戦争のシーンを再現している部分がありますが、凄いですよね。


こちらはスザートとは関係ありませんが、ジャヌカンの代表作「鳥の歌」
http://jp.youtube.com/watch?v=hjzoov4RFjE
http://jp.youtube.com/watch?v=ljRy7_5bMkY初音ミク/日本語版)
声楽で鳥の鳴き声を再現している部分がありますが、これも凄いですよね。
歌詞に落とすと凄い・・・


ちなみに「戦いのパヴァーヌ吹奏楽版もあるんそうです。
http://jp.youtube.com/watch?v=sXxgYjqd1ic
http://jp.youtube.com/watch?v=QfmSRYvIr1U

スザート舞曲集の吹奏楽版。
http://jp.youtube.com/watch?v=5u7aqyKZnXQ
http://jp.youtube.com/watch?v=J00csMpl4Vo

スザート舞曲集の古楽版。音が澄んでて良い感じですよね♪
http://jp.youtube.com/watch?v=ULZoL1hSOSU

コンクールで映画音楽を

かつてコンクールで映画音楽を演奏しようものなら、「商業主義でウケを狙った選曲」といった内容の批判記事が掲載されるような暗黒時代もありましたが、現在ではカウボーイ序曲や馬あぶ、ベルリン陥落にBRやGR、リチャード三世にハムレット、そして第六の幸運をもたらす宿などといった映画音楽が普通に演奏されるどころか、アニメ音楽((萌えアニメも!))が普通に演奏できる時代となりました。

ぽーにょぽーにょぽにょメタボの子〜♪

この前「崖の上のポニョ」を見に行ってきました。

崖の上のポニョといえば、正体不明なおなかポニョのメタボ生物。
さっそく映画館の入り口では正体不明なおなかポニョのメタボ生物がお出迎え。
と思ったら、カンフーパンダの公開を記念したパンダの置物でした。
たしかに正体不明のおなかポニョなメタボ生物ですが、ちょっと違ったようです。


映画を見ていて激しい既視感(デジャヴ)が。どっかで見たキャラクター、どっかで見たストーリー・・・
仕事のあとで疲れていたのが原因かもしれませんが、キャラクターやストーリが何かに似ているのも原因なような気が。
そういえ宮崎アニメの悪役の絵柄って、ムスカ(ラピュタ)にしてもレプカ(未来少年コナン)にしてもカリオストロ伯爵(ルパン三世カリオストロの城)にしても、みんな一緒ですよね。


今作も、第二形態のポニョは千と千尋のカエルだし、第三形態のポニョはパンダコパンダのミミちゃんだし、老人ホームのお年よりはハウルだし、車で爆走のシーンはカリオストロだし、洪水シーンはパンダコパンダ雨降りサーカスだし、意味深なトンネルは千と千尋だし、海の底はナウシカ腐海を連想するし、地上の森はもののけ姫照葉樹林を連想するし、船とのモールス通信は紅の豚だし、トトロの歌は出てくるし、ポニョの走り方はコナン以来伝統のジブリ走りだし。


・・・俺がジブリの見すぎなだけか(汗
もちろん作品としては非常に良い感じに仕上がっていたと思いますし、深い意味を考えずに新鮮な目で見た方が楽しめる作品だと思います。