フェリスタス

こんど所属している楽団の演奏会で「フェリスタス(青木進作曲/1979年度全日本吹奏楽コンクール課題曲A)」を演奏するそうで、先日楽譜が配布されました。
 
さて、「フェリスタス」といえば「火の鳥」。初めて例の課題曲CDで初めてこの曲を聴いたとき、思わず「これって火の鳥ですか???」と思ってしまいました。その後、さらに上を行くストラビンスキー風な課題曲が多数誕生するなど、今では当時*1感じたほど強烈には「火の鳥」を感じませんが、それでもやっぱり火の鳥な一曲です。
 
この曲、あまりにも最後の火の鳥な部分の印象が強烈だったためか、前半部がどんな曲だったか完全に忘れていたので、初見演奏時、最初は「フェリスタス=火の鳥のようなもの」という自分の記憶が正しいのか心配でしたが、ラストの火の鳥エンディングな部分でその心配は氷解しました。やっぱり「フェリスタス」といえば「火の鳥」ですね。
ちなみにこの「フェリスタス」という言葉、ラテン語で「幸福」を意味するそうです。
 
まだこの曲を聴いたことが無いストラビンスキーが好きな皆さん、ぜひ一度聴いてみてください。

*1:課題曲の年ではなく、課題曲CDを聞いた10年ほど前ですよ(汗