アンサンブルコンテスト

ちなみに私の母校ですが、昨日の演奏会に賛助で出ていた顧問氏の言葉によると今年もアンサンブルコンテストに出る予定とのこと。
私も高一と高二の年に、私と、先日書いた二人と、さらに下の学年の後輩でクラリネット四重奏で大阪府大会に出場しました(中高一貫校だったので)が、いずれもあえなく府大会落ちでしたorz
私が引退した次の年に同じくクラリネットで組んだチームが府大会を通過して関西大会に出場したり、大学になってからも色々あったりと、なかなか世の中の厳しさを思い知らされたアンサンブルコンテストですが、見ている分にはある意味吹奏楽コンクール以上に面白いイベントです。コンクールはあまり客席から見る機会に恵まれませんでしたが、私もかっては毎年建国記念日に開催されていたアンコンの関西大会を見に行っていました。
 
アンサンブルコンテストという言葉を聞いて私が即座に思い出すのは、世田谷学園。というか、私にとっては「アンサンブルコンテスト=世田谷学園」のようなものです。
中学生の頃、高校生の先輩が金管?重奏(曲名も忘れた(汗 )で全国大会に出場したとのことで、わざわざ大宮(現:さいたま市)のソニックシティ*1までアンサンブルコンテストを見に行ってきました。
ちなみにこの頃、ちょうど新幹線に「のぞみ号」が走り始めた頃で、早朝と深夜にしか走っていなかったこの「のぞみ号」に乗車したいがため、わざわざ「のぞみ号」に乗れるような旅程で応援に駆けつけたのですが。 ・・・って、鉄話をすると鉄話だけで終わってしまうのでパス。
 
その年の全国大会、さすがに全国大会だけあってどの団体も非常に上手だった訳ですが、中でも特に印象に残ったのが世田谷学園高校のクラリネット。何の曲をやったのか、何重奏だったかも今では忘れましたが、会場で腰が抜けるほど感動し、「クラリネットってこうでなきゃいかん!」と感激したように記憶しています。
そこで生れ変わった気分で頑張っていればまた違う道が開けていたのでしょうが、ぐうたらな私のこと、「感動した!」だけで終わった結果、今に至ると。
 
さて、今から五年ほど前ですが、世田谷学園のアンサンブルCDが発売されたとのこと。

このCD、以前知り合いの方の家で聴かせて頂きましたが、なかなかディープなCDでした。しかしこの世田谷学園、いったい顧問氏やコーチ氏がどんな指導をされているからこんなに上手くなるのか、非常に気になります。
 
 
「アンコンとか、そういうピリピリしたイベント抜きに、一度じっくりとアンサンブルに取り込んでみたいなぁ」と思い続けることはや数年、しかしなかなか良い機会は巡ってこないものです。

*1:ソニックシチーではない